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未だ解けない古代の謎!イースター島の“モアイ”ってどこから来たの?🇨🇱
Hello!
突然ですが、
『モアイ』
と聞いてあなたは何を思い浮かべますか?
「大きな顔」
「イースター島にある石像」
「今でも謎が残る古代のミステリー」
など
『イースター島にある不思議な石像』
というイメージがあるのではないでしょうか?
![](https://assets.st-note.com/img/1685243801267-eVh4E9svvX.jpg?width=800)
モアイは昔から何度も特集され、
・誰がどうやって作ったのか
・何のために建造されたのか
・イースター島へ来た由来や理由
・誰がどうやって運んだのか
など
諸説ありますが、その本当の謎は
未だ解明されていません。
でもよく考えてみてください。
今や、医療の現場やミイラの分析、
ピラミッドの中でさえ
赤外線スキャンや
ドローンによる3D計測など先端技術、
ファイバースコープを使った調査などで
古代の謎が解明され始めているこの時代に
『モアイの謎』は未だ専門的な学者たちが
長年研究しているにも関わらず、
その謎を解明できていないのです。
もはやロマンすぎて、
古代文明や歴史が大好きな私にはたまらないです。
謎が解明されて欲しいという気持ちと同時に
ミステリーだからワクワクするという
複雑な気持ちもあります(笑)
![](https://assets.st-note.com/img/1685243854961-HpZJzs0tWl.jpg?width=800)
ただ過去は必ず未来に繋がっています。
祖先が創り出す古代の謎は、
私たち人間のあるべき姿、
当時の最新技術や芸術性、
後世に何かの意思を
残そうとしたのかもしれません。
本日はそんな知られざる歴史を
一緒に深堀りしていきましょう!
今から何千年も前に
人の手によって造られた石像が
実は現代より優れた技術を用いて
設計や建造をされていたのかもと考えると、
世界にはまだまだ未知のものが
たくさんありますね。
![](https://assets.st-note.com/img/1685243890420-junBnKpELb.jpg?width=800)
ここからは『イースター島/モアイ』の
・歴史
・基本情報
・行き方
・予算
・必要日数
など
知っておくとより楽しめる
歴史や観光情報を詰め込んでいきます!
🇨🇱この記事はこんな人におすすめです🇨🇱
・モアイが好きな人
・イースター島に行ってみたい人
・モアイの歴史に興味がある人
・イースター島へ旅行予定がある人
この記事を読むと
『世界の謎』に秘められた歴史や人々の想い、
そして私たちの好奇心や探究心が
「その謎を解明する何よりの手がかり」
ということに気づくことができるでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1685243968184-LGFVT0Ui3n.jpg?width=800)
そもそも『モアイ』は
どこに何のためにあるのでしょうか?
歴史を知ると、
実際に訪れた時の感動がより高まりますよ!
《歴史》
まずは【イースター島】の歴史をご紹介します。
イースター島(ラパ・ヌイ)は
チリ領の南太平洋
東部に位置するポリネシアの島。
1722年のイースター(復活祭)の夜、
オランダ人が南太平洋上に浮かぶ
小さな島を発見したことから
この島の名称が名付けられました。
![](https://assets.st-note.com/img/1685243230729-5p7zFGeuyJ.png?width=800)
Q.イースター島の大きさは?
イースター島の面積は約163.6㎢!
日本で一番面積が小さい県である
香川県の面積が約1877㎢なので、
イースター島がいかに小さい島か分かりますよね。
Q. イースター島はどうやってできた?
一説では、火山活動によって
約300万年前に島が生まれ、
火山の噴火や溶岩流によって
地形が形成されたと考えられています。
島に最初に定住した人々は
ポリネシア人だと推測されており、
その歴史は約1,000年以上前にまで遡ります。
彼らは島の資源を利用し、
農耕を行い、文化を築いていきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1685244127810-3Beo6dnEL4.jpg?width=800)
Q. なぜイースター島の人々は衰退したのか?
16世紀以降、イースター島では
内部の部族間争いや
資源の枯渇などの問題が発生し、
島の社会は崩壊していきました。
モアイの建造も停止され、
一部の像は未完成のまま残されました。
18~19世紀には、ペルー人により
島内の約1,500人もの人々が島外へ連行され、
奴隷として使役される時期がありました。
この時期にはモアイが倒されたり、
破壊されることもあったそうです。
また外部との接触により天然痘ウイルスや
結核などの病原菌も島内に持ち込まれ、
1870年代には人口は約100人にまで減少し、
先住民は絶滅寸前まで追い込まれていた
と言われています。
現在では、島の文化と歴史の保護が進められ、
約4000人もの人々が平和に暮らしています。
Q. 文字はあったの?
19世紀にラパ・ヌイ語と推測される
『ロンゴロンゴ』という絵文字が発見されました。
可愛いような…落書きのような…。
でも何となく意味が分かる感じが
古代文字らしいですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1685198000708-GsWDww2jQB.png)
次に【モアイ】の歴史をご紹介します。
モアイは(Moai)は、
イースター島内に約900体ある謎多き巨大な石像。
漢字だと「模合」と書くようです!
大きさは3.5m、
重量20t程度のものがほとんどですが、
大きいものでは20m、重量は90tにもなります。
玄武岩などの火山岩を用いて
彫刻されているモアイですが、
一般的には人間の頭部と上半身を表現しており、
全体的に細長い形状をしています。
重量が数tにもなる巨大な石材から造り出す
モアイの制作や運搬は
当時、技術的にも物理的にも
非常に高度だったことが分かります。
モアイの建造と移動は、
さぞ緻密な計画と大勢の労力を要する
大事業だったのでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1685244221391-ZNxiAIXxzN.jpg?width=800)
Q. 誰によって何のために作られたのか?
モアイ像はイースター島の先住民である
ラパ・ヌイ族によって建造されました。
モアイは、
島の豊かな文化や宗教的な信仰の一環として、
おそらく祖先の神聖な存在を表していた
と考えられています。
主に集落の境界や重要な場所に配置され、
イースター島の風景を
特徴づける存在となっています。
そして一説では、
「モアイ像が集落を守るように立っている」
とも言われていますよね。
その代表的なモアイ像が
『アフ・トンガリキの15体のモアイ像』です。
![](https://assets.st-note.com/img/1685244304930-5inNJjNl6b.jpg?width=800)
またモアイの目には霊力が宿る
と考えられていたため、
戦いの後には、必ず目をつぶしていたようです。
イースター島で唯一の集落ハンガロア村から
徒歩約10分ほどの場所に位置する
『アフ・コテリク』には
目のあるモアイがいるので要チェックですよ!
Q.モアイ文明はどうなったの?
現在では観光名所としても人気のモアイですが、
18世紀以降には、ある4つの理由から
モアイ造りは終息したと言われています。
1:資源の過剰利用
モアイ像の建造には
大量の木材や食料資源が必要だったため、
大規模な森林の伐採が行われました。
しかし、その行為によって
生態系が破壊されてしまいます。
2:農業の衰退
森林の減少と土壌の劣化により、
主要な食物源であるタロイモの栽培が
難しくなったことで食糧不足になり、
人口の増加や社会の維持が困難となりました。
3:社会的な変動と紛争
島内でのモアイ建造の競争や人口の増加により、
内部での社会的な緊張や紛争が生じることになります。
モアイの建造は一部のエリート層や
部族間の権力争いと関連しており、
これが社会の分断や不和を引き起こした
と考えられています。
![](https://assets.st-note.com/img/1685244867797-mT38SYNqBP.jpg?width=800)
4:欧州の接触と疫病
「イースター島の歴史」でも前述した通り、
外部の人々の接触によって、
イースター島の先住民は外来の疫病にさらされ、
人口が急激に減少しました。
ヨーロッパ人による奴隷取引も行われ、
島の人口や文化に深刻な影響を与えた
と言われています。
これらの大きく4つの要因により、
イースター島の文明は衰退し、
モアイの建造や社会的な活動は
終了することになってしまいます。
・人口の減少
・環境の劣化
・社会の崩壊
などが進み、
イースター島の先住民は
非常に困難な状況に直面していたんですね。
Q.「モアイは自分で歩いた」って本当?
これも長年さまざまな
テレビ局や書籍などでも特集され、
未だはっきりと断定できていない、謎中の謎です。
諸説ありますが、現在では
モアイ像を立てた状態で縄で縛り
順番に左右へ揺らしながら、歩かせるように前に進める
という方法が実証されているようです!
![](https://assets.st-note.com/img/1685246563961-r2lKgxIaMq.jpg)
実際に私もテレビで
モアイの前に丸太を並べてその上を歩くように
動かしていく様子を見たことがあります。
大人数で、かけ声をかけながら
少しずつ前に前にと進んでいたのは驚きでした!
また専門家たちによる研究の結果、
モアイの内部から島外の人々の
DNAは検出はされなかったことから、
モアイはポリネシア人たちが
自分たちの資源と技量によってモアイを建造し、
自分たちだけで動かしていた
と明らかになっています。
どれだけ発達した文明を持っていたんだ!
とますます不思議が深まりますね。
《おまけ》
ラノ・ララク(Rano Raraku)
現在、モアイは
イースター島全体で見ることができますが、
ラノ・ララクという火山の噴火口では、
多くの未完成のモアイや
制作過程の痕跡が残っています。
![](https://assets.st-note.com/img/1685246805069-fQBuDwsU5H.jpg?width=800)
また、モアイ像のある「ラパ・ヌイ国立公園」は
1995年にUNESCOの世界遺産に登録されています!
さて、長かったですが(笑)
ここまでが歴史になります。
有名なイースター島ではありますが、
「意外とその歴史を知らなかった」
という方は多いのではないでしょうか?
ではここからは実際に訪れる際に
必要な情報をまとめていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1685246906106-8ujFmFSw3e.jpg?width=800)
《行き方》
イースター島へのアクセスは2経路あります。
❶タヒチ経由
日本
↓
タヒチ
↓
イースター島
のルートです。
日本からタヒチまでは飛行機で約11時間、
タヒチからイースター島までは約5時間なので、
合計すると、約16時間のフライト時間になります。
※タヒチからイースター島までの就航は週1のみです※
このルートは
日本から訪れる場合に1番行きやすく、
全体の旅費も抑えることができます。
❷チリの首都サンティアゴ経由
日本
↓
(乗り継ぎ)
↓
サンディアゴ
↓
イースター島
のルートです。
東京からサンティアゴまでの
フライト時間は約20〜24時間程、
そこからイースター島までは約5時間なので、
合計すると、約25〜29時間のフライト時間になります。
※サンティアゴからイースター島までは1日に1~3便就航しています。※
![](https://assets.st-note.com/img/1685241789098-KMRmwWe35t.png?width=800)
この乗り継ぎや時差、フライト時間の長さから
「イースター島へは若いうちに行った方がいい」と
言われる1つの理由かなと思います。
気になる方はぜひ一度
🔍 スカイスキャナーなどで検索をし、
時期や日数などを検討してみてください!
【注意点】
※2023年5月現在、タヒチまでの直行便は
就航していないため乗り継ぎ便のみになります。
※事前に渡航制限があるか必ずご確認ください。
《時差》
時差は日本のー15時間。
つまり15時間過去に戻ります🕗
※サマータイム実施期間中はー14時間。
《VISA》
観光目的の90日以内の滞在なら不要!
パスポートの残存期間は
【帰国時まで有効なもの】が必要です。
【注意点】
イースター島に入島する場合は「申請手続き」が必要です。
※2019年9月〜事前のオンライン申請が必須!
※渡航日の3週間前から申請が可能です。
![](https://assets.st-note.com/img/1685247112734-R95SDJrAbl.png?width=800)
入島申請サイト(英語)
https://ingresorapanui.interior.gob.cl/#
イースター島 公式案内サイト(英語)
https://www.gob.cl/rapanuiprotegida/en/
完了後に入島許可書が発行されますので、
印刷するかメール保存をし、
現地で提示できるようにしておいてくださいね。
《言語》
公用語はスペイン語ですが、
観光地なので、英語も通じます。
《乾季・雨季》
乾季:11~4月
(温暖な気候で雨量は比較的少ない)
雨季:5~10月
(暑さは和らぐが湿度が高く)
基本的には乾季の時期がベストシーズンです。
年間平均気温は約21℃と過ごしやすい気候です。
日中の最高気温は約25℃ですが、日差しが強いのが特徴です。
日本と季節は真逆ですのでお気をつけください!
《予算》
(2023年5月のレート)
✈️航空券
約30万円〜60万円(往復)
🏨ホテルの宿泊費
1泊あたり約2〜5万
高級ホテルでは約5万以上
🔭アクティビティ
1人あたり約数千円から数万円以上
🚎交通費
1人あたり約数千円から数万円以上
💰全体の予算
最低予算:数十万円以上
豪華な旅行の場合:数百万円以上
タヒチ経由が1番お得ですが、
現在は就航していないので、
募集型のツアーに参加したり、
出発のタイミングを見計らったりしても
良いかもしれませんね。
【注意点】
※航空会社やホテルは時期・日数により価格は大きく変動します。
※予算には余裕を持っておくことをおすすめします。
![](https://assets.st-note.com/img/1685247275577-JCmkHpmyip.jpg?width=800)
《必要日数》
短期滞在(3~4日)
イースター島の主要な観光スポットや
モアイ遺跡を訪れる場合は
3~4日程度の滞在でも
基本的な観光を楽しむことができます。
中長期滞在(5~7日)
よりゆっくりとイースター島を楽しみたい方は
5~7日程度の滞在がおすすめです。
主要な観光スポットに加え、
島の自然や文化に触れたり、
ハイキングやトレッキング、
海でのアクティビティなどにも参加できます。
長期滞在(10日以上)
より深くイースター島を探求する場合や
リラックスした滞在をしたい場合は、
10日以上の滞在がおすすめです。
10日以上あれば、
島の裏側や辺境の地域にも足を運ぶことができ、
地元の文化や生活に触れることができますよ。
《人気ホテル》
(※Tripadvisorランキング)
・Hare Nua
・ホテル ハンガロア
・Hotel Hare Uta
・タハ タイ ホテル
・トウラア オテル
この他にも多くのホテルやホステルもあるので、
ご自身のご希望のステイルに合わせて
調べてみてくださいね!
![](https://assets.st-note.com/img/1685247487886-M9WaZKKrCx.jpg?width=800)
いかがでしたでしょうか?
謎多き文明であるイースター島とその歴史は
私たちが思っている以上に
ずっと数々の試練や奮闘を乗り越えて
現代にまでその文化が
色濃く残っていることが分かりました。
この記事を読んでいただいたあなたは
不思議と「モアイ」に
親近感が湧いてきたのではないでしょうか!?
より詳しい旅程や旅費などが気になった方は
ぜひ一度 🔍トラベルコで検索してみてください!
【検索するときのポイント💡】
※「海外ツアー」と「海外航空券+ホテル」の
両方で同じ条件(日時・フライト便・ホテル名など)を
入力して検索してみてください。
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不安な方は一度旅行会社に相談してみてくださいね。
島内でのツアーやアクティビティーは
ガイドさんが付きますので、事前予約必須です!
そしてイースター島を訪れる際の
注意点やトラブル対策などは
公式LINEで発信しています!
![](https://assets.st-note.com/img/1685247612894-VumOL5OuqP.png?width=800)
・実はモアイは〇〇ない
・トラブルが不安・心配
・気をつけることが分からない
・出発する前に確認しておきたい
など、+@の情報を知りたい方は
公式LINE上で
『モアイ』とメッセージを送ってください!
(動画付き)
※自動返信となります。
※手動の場合、お時間を要することがあります。
予めご了承ください。
本日も最後までご覧いただき
ありがとうございました!
今、冒険の旅に出かけよう🌏
See you next time!
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