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食に投資する夏に「食べるべきチョコレート」を探し求めた

この夏、私は
「健康な食生活」ブームでした。

そもそも、長年飲食店に勤めるほどの
食べ物好きなのですが、
現在の職場は長時間労働の居酒屋。
普段めったにお酒を飲まない私が居酒屋勤めなのは、
五十路女が正社員で雇ってもらえたのがそこだった、という
生活していく上での都合です。

とはいえ、日常的に食の現場にいて、
しかもお客さんにはすいませんが
皆さまが不健康に酒をくらって
塩分の濃いつまみを食べてらっしゃるのを見ると、
正直なところ「健康面ではどうなんだろう?」と
思ったりします。
そろそろ冷や奴いっとけば?とか。

そして、従業員側は
長時間立ちっぱなしのガッツが要る勤務形態。
ガッツと気合で乗り切る職場を、一般に
「ブラック企業」と言います。
健康面までブラックになったらやっていけません。

そんなこんなで、健康的な食生活とは何ぞや?と
常々気になってはいました。
しかし普段はハード長時間勤務で
動ける分のカロリーがありそうな手近な食べ物を
かき込む状態でした。


それが、この夏は
地域の非常事態宣言で勤務が不定期に。
そこで、この隙に
「健康的な食生活に取り組もう!」と
決意したのです。


まず参考にしたのは、この本。

お医者さんが書いた栄養学の本とクッキングブックなのですが、
ビジネス書の棚にありました。

女子起業界ブームの時は
その界隈でネット事務代行をしながら
占い師として自営でやってた過去のある私、
こういう「飯もタダでは食わない」感じのビジネス感、
けっこう好きです。

この本は
「ビジネスマンがベストパフォーマンスをするための
食生活とは?」という内容で、
身体はもちろん頭もスムーズに回るような
食事を実践しよう、というもの。

長時間労働に耐えられる身体づくりが必須の私は
ダイエット用の食事本よりはこっち向き。
加えて、「長時間労働をしつつ
今後に向けての勉強も欠かせない」身なので、
頭がスッキリするのは大事なことです。


というわけで、この本を参考に
油を変えたり糖質を減らしたりの
レシピをせっせと調理する夏でした。

ただただ料理に励むだけでなく
「どうしても不足しがちな栄養素はサプリメントで」という提言も載ってるので、
サプリも常備するようになりました。
味覚糖の「グミサプリ」が気に入ってます。

で、お菓子感覚で摂れるグミサプリも良いのですが、
今回の食生活改善において
私の1番のネックなのは
大好物のチョコレートのこと。

参考書「食べる投資」では
ありがたいことに
チョコレートは禁止されていません。
抗炎化作用があるから適量ならOKとのこと。
ただし、糖分や脂質を摂りすぎないために
「高カカオチョコレート」推奨、とあります。

さて、「高カカオチョコレート」とは?

最近「健康に良い」というウリで
よく見る「高カカオチョコレート」。
苦いチョコ、の印象が強いです。

一般のミルクチョコに含まれるカカオは
30〜40%。
それに対して、カカオが70%以上含まれるチョコが
「高カカオチョコレート」と言われます。

高カカオチョコレートが健康に良いと言われる所以は
抗酸化作用のあるポリフェノールが
多量に含まれるから。

それで「甘いチョコよりも健康にいいだろう」
ということなんですが、
カカオの含有量が多い分、カフェインも多くなっています。
1日の適量は3〜5切れとのこと。

よくスーパーで見るのはこれですね。

(明治製菓さんのサイトから画像お借りしました)

で、なんで切りのいいパーセンテージではなく
「72%」なのか?
高カカオチョコレートと名乗るには
カカオ含有量が70%を越えれば良いので、
割合についてはチョコメーカー各社のノリ。
72%は「規定最低ラインよりちょっと多め」で
保険かけてるんでしょう。


チョコ好きの私は、この「72%高カカオチョコ」も
以前に食べたことがあります。
正直、ややビターです。

でも、この「チョコレート効果シリーズ」は

(明治製菓さんのサイトから画像お借りしました)

こういうラインナップなので、
72%はまだまだ序の口です。
95パーって、ほぼカカオ豆とちゃうんか?

「食べる投資」の、ハーバード大研究員のお医者さんが
「高カカオチョコなら食べていい」とおっしゃるので、
私のチョコ生活は
高カカオチョコにシフトしました。
普段、ほんとにチョコレートせっせと食べるので
チョコ無しライフは考えられません。

でもまぁ、ちょっと苦くはあるので
食べやすそうなところをスーパーで探してて

アーモンドチョコバージョンを発見。
(マカダミアチョコのもありました)
ずいぶん大人の味わいです。
高カカオチョコとナッツで、より栄養価も高いですし。

「ちょっと苦いな」と思いながらも
しばらく72%高カカオチョコで
乗り切っていました。
たまには、甘いチョコが恋しくなって
こっそり高カカオじゃないチョコも食べましたが。

ロカボ®︎だし、オリゴ糖入ってるからいいやん!
という言い訳。

下のはセブンイレブンで発見。

糖質30%オフやからいいやん、という甘え。
高カカオはカカオ70%以上かどうか、という基準を無視。
でもこれだってロカボ®︎。
コンビニで糖質制限のスイーツが手軽に手に入る時代です。

ついには、自分でも作りました。

ココアパウダーとココナッツオイルとラカント糖を
混ぜ合わせて、

タッパーに流しこんで、冷蔵庫で冷やします。

固まったらパリパリ割ると、
あーらチョコレートっぽい。

健康的なチョコレートっぽくて
なかなか美味しいのですが、
室温であっという間に溶けるので(特に夏場は)
大急ぎで食べます。


そんな「健康に良いチョコレートで暮らす生活」を送っている私に
新たな救い手がやってきました。

ブラックサンダーから
高カカオチョコレートバージョンが出ていた!

ブラックサンダー名物のパフパフが入ってるのが
マイルドで美味しいです。
パフパフが糖質に影響しそうですが、この際そこはあとで考えよう。

なお、ブラックサンダーの「糖質気にしようバージョン」も
以前ちゃんと出てました。

「待望の糖質50%OFF」って、
待ってたのか、ブラックサンダーユーザーは。

「雷神の半分は優しさです」が泣ける。
いや、バ◯ァリンのパクリでいいのか?


そんなひと夏の「食に投資」生活。
秋風が吹くころには、
「脂質がそれほど要らない」「食物繊維大好き」など
食の嗜好も変わりました。
そして、考え事したり本を読んだりするときの
「脳の根気」が強くなったような気がします。

この健康食生活が続けられるか否か、は
「食べても大丈夫タイプのチョコレート」が
より現れてくれるかどうか、がポイントです。

お菓子業界はすっかり「秋の味覚フェア」で
安納芋や栗テイストがあふれていますが、
そんな芋栗なんきんやハロウィンフェアの合間をぬって
さらなる「健康的チョコ」を探す日々は続きます。

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