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読書記録『オーセンティック・コーチング』

苫米地博士の新刊を読み始めました。

以下、読みながらまとめた忘備録です。

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『オーセンティック・コーチング』私なりのまとめ

自分が今目指すのは現状維持か現状打破か?
現状の悩みを解決するカウンセリングと違い、
コーチングは人生を変える。
オーセンティック(本物の)コーチングは「ゴールを現状の外に設定する」。
ではどうやって想定外のゴールを見つけるのか?

「お金持ちになる」は最終目標ではない。
したいことがあるからお金が必要。
コーチングのゴールは「現状の外側に設定する」かつ「社会貢献の理念がある」。
そういうゴールとは何か、をコーチとともに設定するのが理想的。

コーチングにおいて、職業やお金だけでなくいくつかの分野でゴールを持つ。
ここで重要なのが「バランスホイール」。
代表的なカテゴリーは
「職業・健康・趣味・家族・生涯教育・ファイナンス・地域社会への貢献・世界への貢献」。

バランスホイールにおける『職業』とは、
「人から止められてもやりたいもの」「自分の機能を社会に提供するもの」「ある程度の期間継続すること」。
趣味から派生する。
職業が「好きなこと」でない場合はファイナンスとして定義することもできる。

「職業」に社会性が必要な一方で、
「趣味」は自分の好きなことを好きな時にやって
好きな時にやめればよい。
大切なのは、趣味のゴールを現状の外側に設定すること。「ゴールを現状の外側に設定する」は、どのカテゴリーでも必要。

「生涯教育」はリベラルアーツ(歴史・数学・天文学・音楽などの一般教養)を一生学び続けること。

「社会貢献」は職業や趣味、生涯教育などではあまり使わない機能を
小さなコミュニティに合わせて提供すること。
時に応じてできることをやるだけで充分。

「ファイナンス」のゴールはお金の入と出のバランスが整っていること。
収入が支出を上回るようにすることと、
常に新たな収入源を仕掛けていくこと。
社会貢献度より費用対効果を重視する。

「健康」と「ファイナンス」は大きさではなくバランス。
そして他のゴールの達成のために極めて重要なゴール。

バランスホイールはその時間割よりも、
すべてのゴールを無意識に気にしておくことが大切。

コーチングとは
「ブリーフシステム(その人の現状を作っているシステム)」を
その人本人の内なる言葉を引き起こすことによって変えること。
今までスコトーマ(心理的盲点)になっていたことを意識に上げる。

エフィカシー(自分が自分のゴールを達成できると信じていること)は
今までは社会的地位によって上げられてきたが、
これからは「自分が持っているゴールを自分が誇る」ことで
自分であげられる。
個々のエフィカシーを上げた後に、高いエフィカシーを持つ人々が集まるのが目標。

「現状の外のゴール」について考えると、怖くなったり不安になるもの。
その新しいゴールに合ったコンフォートゾーン(自分にとって居心地のいい空間)をリアルに設定し、
自分の行動や細かいイメージで臨場感を高めていく。

コーチングで人生を変える手順:
利他的な「現状の外のゴール」を設定する→
新しいコンフォートゾーンを作る→
自分のあり方を「現状の外のゴール」に合わせてイメージし、そのイメージ通りに行動する。
怖くて不安な「現状の外のゴール」に輝く未来がある。

「多くの悩みは現状を維持したいと思うからこそ起きることが多い」ので
現状から抜けたいと思うものの、
不安や恐怖が現実に繋ぎ止める。
その不安を克服して現状から抜け出したい思いに応えるのがコーチング。

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手触りが良く独特の装丁が素敵で、
手にすると自己肯定が上がりそうな本です。


本を読んで、私がやってみること

▪︎「現状の外側」に合って「社会貢献の理念がある」ゴールを設定する。
▪︎バランスホイールの8要素について「現状の外側にあるゴール」を設定する。
▪︎「現状の外のゴール」に合った「新しいコンフォートゾーン」をイメージし、そのイメージの行動を取る。

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