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08. 教育実習おわり、使命完了

約3週間の教育実習が終わり。最終日、児童からたくさんの言葉を受け取って、さらにお手紙までもらっちゃった。ぐすっ。もうかれこれ手紙は10往復くらい読んでる。

そこで嬉しいことがあったんです。そのことを書こうかな。

わたしが持ったクラス、英語嫌いが多かったんだ。英語の授業はダルそうで、英語の授業中もめちゃ日本語喋るし笑笑
((この空気、どげんかせんといかん!!))
そんな風に英語科として使命感を途中から感じ始めたの。


そこでわたしが始めたのは、自分の授業中に英語使う作戦。算数の授業なのに?Are you ready?とかIt’s your turn!とか使っちゃって。褒める時もSuper! Good!! Nice try!なんつって。

はじめはさ、「げげっなんだコイツ」ってそんな顔する子ばっかりだったな笑
でもね、数人は笑ってるんだよね。

クラスって本当に小社会だから、生きづらさが存在するんだろうね。英語が好きな子たちが、英語好きって言えないところに、堂々とわたしが英語を使うことで、なにか光差し込ませられるんではって思ったな。

すると…次の日からgood morning!!って挨拶してくれる子がちらほらと。学校には英語ルームがあったから、教室に英語が聞こえる風景ってなかったんだけど、それが実現したの。嬉しかったなぁ。


そしてね、お手紙の中に。


わたしへのメッセージを英語で書いてくれたの。インターネットで調べながら、書いてくれたんだって。涙が出ちゃうよ、そんなの。

その子はね、英語を習ってるわけでもなく、英語は苦手なんだって。でも好きなんだってずっと言ってくれてたんだ。わたしに積極的に、留学生との話や英語が喋れるようになるにはどうすれば?って聞いてきてくれる子でね。

本当に嬉しかったなぁ。わたしの感じた使命、すこしは果たせたのかな。

5年生にもなると、算数や国語はアウトプット型の思考させる授業が増える。だからどうしてもインプット型の英語にはギャップが生まれてしまうのかもしれない。

英語の先生は、英語は技能教科だと言った。できる、できないがあって。さらには単元ごとにも差がある。たしかに。

でもね、英語って表現の幅が広がることが魅力なのかなって。日本語に美しい言葉があるように、英語にしかないニュアンスってある。自分の伝えたい感情を表現するのに英語の方がいいことだってある。そんな表現教育的な英語って実現させられないかな。

そんな風に考えた実習でした。

ちなみに前回書いた、わたしのことが嫌いな男の子、最終的には「英語が喋れるゴミ」ってわたしのことを言いました笑ひっど笑笑
でもさ、英語が喋れるって認めるところは認めるの、かわいくない?笑笑
彼の優しい、いいところだよね。

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