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三つ子育児を散々やってようやく父親の育児参加の重要性に気がつくことができた

四児の父。三つ子とお姉ちゃんの育児奮闘中です。三つ子の一人は、知的障害がありますが、幸いなことに三人同じ保育園に通っています。


暖かくなってきて、保育園からお昼寝用の毛布を来週からタオルケットに替えます。とのお知らせがきた。冬の間は、毛布と敷布団を使う。その毛布と敷布団には、シーツをかける。それは保護者の役割となっている。毎週金曜日に毛布と敷布団用のシーツを持ち帰り洗濯する。土曜日の夕方に、シーツかけOKの時間帯があるので、我が家では金曜日に持ち帰ったらすぐ洗濯し、乾燥機にかけ土曜日夕方には、翌週のためにシーツかけに行く。三つ子のシーツかけ。敷布団と毛布が三組。結構な作業量だ。それが来週からは毛布がタオルケットになるので作業量が半分になる。暖かくなってきたのだなぁと実感する出来事だ。とはいえ三人分のシーツをかける作業は、普通の作業の3倍になる訳で、淡々とシーツかけをしていると、後からきた、他の保護者の方に抜かされる。(お子さんが1人の場合と比較しています。御兄弟がいて、別々の保育園の場合ですと大変ですよね。)

自分がシーツかけの作業をやり始めたあとに来たお父さんお母さんにも抜かされる。あちらは一組。こちらは三組分の時間がかかる。ふぅっと息を吐きながら、せっせとシーツをかけるのだ。


多胎の育児には、直列的に作業しないといけないものと、並列的に作業できるものが存在する。前者をシリーズもの、後者をパラレルものと呼ぼう。

シーツかけ作業は、シリーズものだ。一人で作業するなら淡々とこなすしかない。しかし、作業者が2人いれば作業時間が二分の一となる。

他の育児を考えてみよう。例えば、木浴。基本的には、シリーズにこなしていかないといけない。しかし、こちらも、作業者が、2人になり、かつ木浴用の桶がもう一つあれば作業時間は、半分になる。(沐浴の場合、桶で洗ってる時間なんて短くて、次に着る服やおむつを準備して体を拭いて、保湿して肌着を着せて寝かすなど桶に入れて洗っている時間以外が大変なのであるが。。。) 一方で、子どもが、成長し、つかまり立ちできるようになると同時にお風呂に入れられるようになる。シリーズからパラレルに変化する。

パワーをかけてシリーズをパラレルにするのか、シリーズがパラレルになるまで、時間を待つのか。

やってみるとよく分かるのだが、一人作業から二人作業なったときの時間の短縮っぷり、体の疲労感、精神的安心感は、半端ない。1から2は2倍なのである。ちなみに、2から3は、1.5倍。3から4は1.33倍。感動度合いは、下がっていく。さらに言うと、もし、1から2が夫婦やパートナーの場合、徐々に阿吽の呼吸ってものもできてくるので2倍以上の効果が感じられるかもしれない。1から2が都度都度違うヘルパーさんだと、こうやって欲しいああやってほしいなどの細かな点を毎度お伝えしたりするので、2倍の効率化には、及ばない。

何が言いたかったかというと、パートナーの育児参加というのがとてつもなく効果があるということだ。恥ずかしながら、三つ子が生まれてようやく、この点に気がつくことが出来た。逆を言うと、三つ子が生まれなければ気がつく事はなかったかもしれない。


もうすでに、このあたりがよくわかっている方や育児に積極的な男性も世の中にはたくさんいらっしゃると思う。しかし、男性の育児への参加率は、徐々に高まって来ているがまだまだの部分もあるかもしれません。仕事との兼ね合いが大きな障壁だとも思いますが、その話は、また別の機会にするとして、とにかく育児は、一人でも多くの関係者でやったほうが負担はどんどん軽くなる。お母さんだけの子育て、いや、孤育ての場合、最初の手助け、1から2になるところが1番大事。世の中のお母さんたちを助ける一番手は、お父さんだと言うことを伝えたい。三つ子の育児を散々やってようやく気がつくことができた。他の気がついていないお父さん方にに気づいていただくきっかけになればと思いダラダラと書いてしまいました。

本日は以上です。


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