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【メルマガアーカイブ】#90 読書を通じて社会を知る~『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』

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ひのたけです。
このたび、standfmをリニューアルいたしました。
日々の学びを発信させていただきたいと思います。

こちらのメルマガでは、毎日ではとても追いつかない…という方に向け、
ほぼ週刊で、特に紹介したい1冊を取り上げてテキストにてお送りしてまいりたいと思います。

今回ご紹介するのは

#90 読書を通じて社会を知る~『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』

文芸批評をなさっていらっしゃる三宅香帆さんの書になります。

こちらの書、非常に興味深い切り口で読書論を展開した本になります。

労働の歴史をたどりながら、読書離れが現在の人の忙しさからきているというところに迫り、
今後の生き方を提案するというものです。

結論、仕事に全力を注ぎすぎであるというところがあり、
「半身」で働くということを提案して文化に触れる余裕を持つというところを提案していただけています。

ワークライフバランスよりもワークライフインテグレーションやワークアズライフ、
といった仕事と生活を区別しすぎずに両方を楽しんでいくということを提唱される方が増えておりますが
まさに「半身」という考え方はそういった考え方の採用の一助となるのではないかと感じます。

日本の労働の歴史も学ぶことのできるお得な書です。
ぜひお読みになってみてください。

なぜ働いていると本が読めなくなるのか

ひのたけ(日野剛俊)
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