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【NewNormal観戦記】2020.07.11-12ZOZOマリンスタジアム編

7/10からいよいよプロスポーツが有観客興行可となりました。
11日、12日と連日でまずはプロ野球観戦に行ってまいりましたのでその様子をお伝えしてまいります。
今後行かれる方の参考になればと思います。

1.運営(設備・イベント)

11日土曜日は特にイベントは行われず、試合のみという運営でした。
ZOZOマリンでは、入場時に非接触式の体温計で検温、その後アルコール消毒を行い、手荷物検査、チケットチェックという流れで入場しました。

ちょっと遠目ですが、奥がその入場の様子です。
普段弁当の立ち売りはあと2ブースほど並んでいるのですがこの1ブースのみでした。
また、食事店舗も半分ほどの開店。

本来新シーズンオープン予定だった銀だこも次のホームゲーム時まで開店は延期となっております(すでにリボンビジョンには表示されていました)。

外のお店は比較的開いていたので(大将亭、ぶんごやなどのから揚げなど)、外で買って持ち込む、あるいは買ってくるのが無難かもしれません。6回裏までの営業で、アルコール販売、売り子さんの販売はありませんでした。

球場の各所には対応実施を伝えるポスター。

各入り口にアルコール消毒を設置。
また定期的に手すりを係の方がアルコールでふいておりました。


客席は3席あきで1席使う、という間隔で3万人収容のZOZOマリンは5000人という席数に調整しておりました(実数は11日:4929名 12日:4932名)

内野の状況(12日)

外野の状況(12日)

実際荷物が隣りに置けるだけの余裕があり、考えようによっては快適に過ごせるのかもしれません。

12日はマリンフェスタが開催されました。
普段は選手とファンの交流機会ももたれるこのイベントですが、今回は全体をオンライン運営に切り替えて実施されました。

以下、すべて自分の携帯からのスクショです。
ダンスショーまでは会場外で、トークショーからは自分の席について見ました。
まず、11時台の2本の企画、オンライン練習見学とおもてなし活動紹介は元選手の上野大樹さんが中心となって進行。

ただ練習を垂れ流すのでなく、上野さんのインタビュー、解説を適宜交えながら紹介。おもてなし活動については場内全体に上野さんが全体朝礼を行う様子が映し出されておりました。
いつもはボールパークステージで開催されるM☆Splash!!ダンスショーもオンラインで4曲実施。
(We Love Marines、千葉心つなげよう、野球があるから、野球場へ行こう)

ちょっと回線の都合なのか音声がいまいち聞き取れずそこがちょっと心残りですが、こうした取り組みにチャレンジしていただけただけでもありがたいです。次回はスタジオ音源設備をM☆Splash!!にも。

その後はこちらも普段はボールパークステージで行われるトークショー。一軍選手のは生進行でスタジアム内より広報梶原さんの進行で実施。

益田選手、小野選手、種市選手の3人でした。
また、普段は開催できない二軍選手のトークも事前収録で展開。

原選手、山口選手、藤原選手などが登場。
キャラクターショーもしっかり開催。こちらにマーくん、リーンちゃんが出演。

ズーちゃんはその次のコーナーのマリーンズショッピングに出演されていました。

その後は球場のニックネーム入りアナウンスを中継するなど球場の様子を引き続き配信。アカデミーコーチの塀内さんと上野さんが試合中継を開設するMarinesWatchPartyが開催され、試合の様子も引き続き中継。
途中雨で中断した時間帯はメインのマリンビジョンにもその様子が中継されるなど、うまく利用したりもしておりました。

オンラインイベントをうまく活用していく取り組みはこの対面イベントが実施しにくい中、よく考えられているなと感じました。うまく洗練してオンラインならではのものが(今回の浦和寮トークショーなど)充実してくるとさらにリアルもオンラインも充実してきそうですね。

2.応援

応援に関しては、今回ロッテについては下記ような形での対応がアナウンスされていました。

特に最初の図がわかりやすいかと思いますが、ある意味ZOZOマリンの名物である応援がかなり制限され、拍手、手拍子中心の応援となっておりました。
各選手のコールもなく、基本的には意思表示は拍手で行う、というのが基本だったように思います(いいプレー、点数が入った回の選手をたたえる、9回2アウトの選手激励など)。
そうした中のため、プレーには静寂の時間も訪れ、結構無観客時聞こえていた選手たちの声、バット、ミットの音などは球場でもかなり堪能することができ、その部分は無観客と有観客のいいとこどりで楽しめた部分のように思います。

また、皆さんお酒が入っていなかったことや、大声を出せない状況もあってか、少なくとも自分がいた内野2階付近では野次は全く起こらず、いい雰囲気で見ることができました。また歌、跳ねたりもないので意外とパワーを消費せずゆったり見られる、という利点もあるかと感じました。ちょっと激しい応援は、という方には今のような雰囲気が逆によいと感じる方も一定数いらっしゃるのではないか、と感じたくらいでした。

別な球場ではそうした静けさが問題を引き起こしてしまっているケース(下記ニュース)などもあるようですので、まずは応援しようという気持ち、そしてまた観戦できる状況になっているありがたみを忘れずに過ごしていきたいものです。

以上、とりとめもなく書いてまいりましたが、まだ始まって3日。
そして14日からのホームゲームチームはこの運営がまた初めての中で開催されていきます。
しばらくは手探り状態になっていくのでしょうが、徐々にこの方式ならでは、という企画がたくさん出てきて、こうしたNewNormalもまたいいものだ、という形が定着していくことを期待したいものです。

今後、他スポーツ、他会場に行く機会があればシリーズで書いていきたいと思いますので、その時はまたご覧になってみてください。

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