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1年間の育児休業休暇取得について|#男性育休

hinose(ヒノセ)です。
2021年11月下旬に妻が出産予定で、
2021年12月1日より約1年間(11か月)育休取得予定です。

この記事では、
"私がなぜ1年間の育休を取得しようと思ったか。"
について自分の考えや思いをまとめておきたいと思います。

育休取得を決意した理由

まずはじめに、
簡単に私がなぜ育休を取得しようと思ったかについて記載します。

と言っても実はこれといった明確な理由、
決定的な何かがあったわけではありません。

妻とは2017年に結婚をして約4年経ちます。
不妊治療を始めたのは2019年頃からです。
不妊治療についての記事は別でまとめたいと思いますが、
子供を迎えることは夫婦待望の出来事でした。

我が家では男性だから...や女性だから...という考え方はあまりありません。
私は働きますし、家事もします。
無論、妻も働きますし、家事もしてくれています。
夫婦で生活に必要なお金を稼ぎ、夫婦で必要な家事を分担しています。

育児についても考え方は同じです。
夫婦でしっかり子供と向き合っていきたいと思います。

仮に育休を取得しない or 短期間での取得となると、
・育児ではなく仕事を優先しなければいけないケース
・仕事ではなく育児を優先しなければいけないケース
どちらのケースも想定できると思います。

最終的には、
会社・家庭どちらにも迷惑をかけたくない。
自分がその時「優先したい」と思う選択ができる状態にしたい

と思い、夫婦で話し合い私の育休取得を選択しました。

***

1.仕事について

育休取得をするということは、
その間、仕事を休むということになります。

・自分がいなくなっても仕事は回るだろうか
・1年間も休んで自分が戻ってくるポジションはあるだろうか


育休を考える方は同じような事で悩まれるのではないかと思います。

まず、自分がいなくなっても仕事は回るだろうかについてですが、
個人的な見解としては、
「会社として属人的な業務は不健康であり、
 誰がいなくなっても業務が滞りなく回るようにするべき」

と考えています。
つまり、「自分がいなくなっても回る状態を育休取得までに作るべき」
という考えです。

そのため育休取得の意思がある場合は、
早めに上司に相談をしたほうが良いと思います。

私は、妻の切迫早産による入院サポートなどもあり、
妊娠5か月時点で上司に相談をし、この時に将来的な育休の話もしました。

11月下旬からの育休に備えて周りの方のリソースも鑑み、
業務の引継ぎを進めております。



次に、1年間も休んで自分が戻ってくるポジションはあるだろうかについてですが、個人的な見解としては、
「会社から"あなたは不要です"といつ言われても大丈夫なように、
 自分のスキルやキャリアプランを考えておいた方が良い」

と考えています。

会社員は個人事業主とは違い毎月安定した給与が振り込まれますが、
自身とは関係のない、会社の内的/外的要因によって変化が起きる可能性もあります。
実際、コロナ禍によって影響を受けている業種も多いかと思います。

そのため、
今務めている会社から離れたとしても生活できる・家族を養えるように、
自身のスキルや、副業などを常日頃から行うほうが良いと考えます。

今務めている会社で復職したいと思っていますが、
もし育休取得時に、もしくは復職時に「あなたは不要です」と言われてしまった場合は、今持っているスキルを軸に潔く転職をしようと思っています。

***

2.お金について

育休の間は会社から給与をもらうことはできません。
代わりに育児休業給付金を支給してもらいます。

手取りとしての育児休業給付金の金額は、
人によって違いますので事前にシミュレーションをしておくことをオススメいたします。


育休に入る前の給与(額面)が456,300円を超えていた場合、
6か月まで、受け取れる給付金の上限は305,721円(支給率67%)となります。
 下限は月額賃金77,200円以下に対して支給額51,724円(支給率67%)です。
(6か月以降は支給率50%になります。)

我が家では育児休業給付金によって、住宅ローンを含めた1か月の支出を賄える計算のため特に問題はありませんでしたが、6か月以降は給付金だけでは赤字となってしまいます。

しかし、先述した副業収入もあるため現状は問題ありません。
(副業については機会があれば別の記事で触れたいと思います。)
また、6か月以降の家庭の状況を見ながら時短なども踏まえて、
夫婦で話し合いながら復職も選択肢として考えていきたいと思います。



なお、
妻は妊娠3~4か月時点で契約満了につき契約社員として勤めていた会社を退職していますので育児休業給付金はありません。
妻もいずれは復職したいと今は考えているようですので、
夫婦で話し合いながら状況の変化に合わせて考えていきたいと思います。

***

3.環境について

里帰り出産を機に1か月程度、実家に滞在するケースや、
実家が自宅の近くにあり、都度手伝いに来てもらうケースなど、
育児環境は家庭の数だけ、形が違うと思います。

我が家の場合は、
妻が関西出身で、私が九州出身。夫婦で関東在住。
ということもあり実家が近くにありません。
またコロナ禍ということもあり里帰り出産も考えずにきました。

夫婦二人そろって育児をし、
何かしらの事業でヘルプが必要になった場合は、
その際に考えたいと思っています。
(幸いなことに妻のお母さんからは、「いつでも呼んでね」と言っていただいており心強い限りです。)

おわりに

日本の男性の育休取得率は世界的に見ても低水準と言われているようで、
平成30年度:6.16%(※1)と100人に6人しか取得してないようです。

取得した男性でも取得期間を見ると、
5日未満が56.9%、8割以上が1か月未満と、
女性の9割以上が6ヶ月以上取得しているのに比べかなり短いと言えます。

育休取得率が低い日本では、
色々な理由で育休取得を断念するパパがいらっしゃるかと思います。

いろいろな"育休を取れない理由"があるのかと思いますが、
その理由によって、
育休を取れないのは自分自身であり、
家族に迷惑をかけてしまうのも自分ですので、
自分の人生なので主体的に考え、自分や家族の後悔が生まれない判断、その判断をするための準備をしておく必要がある
と私は思います。

・子供がはじめて歩いたが仕事中で見れなかった
・子供を突発的に病院に連れていく必要があるが大事なプレゼンで行けない
・子供が小さいころにもっと一緒の時間を過ごせばよかった

などの後悔は絶対にしたくないなと思い、
育児休業休暇を取得するためにどのような準備が必要かを考えて動くことにしました。

どれだけの方が、
取得したかったけれども取得する事をあきらめた。
もしくは、短期間での取得にした。
と思われているかはわかりませんが、
一人でも多くの方・夫婦が、
納得のいく形で育児ができる環境になることを願います。

なお、実際に育休を取得してみてどうだったか。
の体験や感想はまた別の記事でまとめておきたいと思います。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。
もしよろしければフォローいただけますと幸いです。



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