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リーダー富士登山2022!

ひのりす君がいる東京都日野市からもとってもよく見える、富士山。
日本で一番高い山であり、日本人でも今では世界の多くの人が!?よく知っている山ですね。

アウトドアをしている私たちとしては人生で1度は登ってみたいと思う山でもあります。
そんな富士山に先月、有志のリーダーたちと挑戦してきました!


今回はその様子をレポートします。

山登りは準備からスタート

今回は、1泊2日山小屋利用で富士山へチャレンジしました。
総勢7名での行動となるのでまずはどのようなスケジュールで進めていくか、そして富士山の歴史についてもみんなで学んでみました。

リーダー会でのスライドの一部、登るからにはまずは山を知ろう! 


いざ!本番!でも天気が・・・

駐車場に着いたはいいけど、外に出たくもないような雨・・・

待ちに待った本番!しかし数日前には台風がきていました。そして台風が抜けたあとでも台風一過の晴天とはならず。
まずは、装備を整えて、、、としよう!と意気込んだ瞬間、バケツをひっくり返したような雨が(笑)。まるで雨が祝福してくれたようですね。。。

いよいよ登山の出発地5合目に到着!

霧も出ていて先も見えにくい中での出発となりそうでした。


今回は山梨県側の富士吉田ルートから登ります。
雨以外の条件は問題なし、リーダーたちはやる気満々です✨
そして、、、準備をしているとなんと幸運でしょう!!
雨が止んできて、私たちが登る富士山が出てきました!!

一瞬を逃さずみんなでパシャリ。

さぁ出発だ!

今日は本八合目の宿地を目指します。
富士山の一番の大敵は、高山病。水分をたくさんとりながら、ペースに気を付けながら歩いていきます。

ちなみに・・・
高山病とは、登山などで平地よりも標高が高いところに行ったときにおこることがある低酸素に関連する健康被害です。
頭痛や吐き気が主な症状でひどくなると呼吸困難になってしまうこともありますが標高を下げることによって症状は治まっていきます。
標高2,400mを超えると高山病になりやすいとされていて、富士山は6号目で約2400m。始終高山病に気をつけながら進みます。
余談ですが、高山病には、十分な水分補給や睡眠、ゆとりあるペースで登ることが予防となります!

眺望ゼロ~(笑)

ご覧ください!この天気!
見えるのは仲間の姿だけ。こんなときはお喋りが弾みます。

6合目と7合目、8合目とずんずん進む!

富士山の恐ろしいところは、なだらかな道が続くのですいすい登れてしまうこと。しかし標高がある程度あるので、ハイペースで登ってしまうとすぐに酸欠に。。。
気を付けながら登っていきます。

次の山小屋が見えるのになかなか到着しないのが富士山の恐ろしいところ・・・


本8合目に到着!


ここまで来るとなんと標高3,370M。
日本で2番目に高い山「北岳」は標高3,193Mなので、なんともう本八合目に来た時点で日本で一番高いところにきたことになります!

夜の気温は一桁台。うーん、寒い!!

下界は雨でしたが、標高をあげていくごとに天気がよくなり、なんと夕方には影富士が!

登った人のみが見られる影富士!

夜は満天の星空に囲まれてとってもいい夜を過ごしました。

山の朝は早い!

なんと登り始めは夜中の2時!!
山頂で初日の出をみるために、夜中のうちから行動を始めます。

明かりは全部登山者。

山頂に近づけば、近づくほど、人、人、人。
たくさんの人が頂上目指して頑張ります!

昔から富士山は修験道として多くの人に登られてきました。
現代人が登る理由は様々だと思いますが、やはりみんな何かに搔き立てられて辛く長い道のりを登るのですね。


ついにきた、山頂!!

夜中の2時に出て登ること2時間ほど、ついに山頂に到着です!
みんなで暖を取りながら夜明けを待ちます。
写真はちょうどあたりが明るくなってきたころ。
寒く長かった夜が終わって、あたりが明るくなってくると気持ちも次第に明るくなってきます!

もう少しで太陽が出てくるぞ!


そして、ご来光!!

日本一の高さからみる太陽はいつもより温かく感じました。


正真正銘の頂上、剣が峰へ。

富士吉田ルートの頂上から、富士山のトップ、剣が峰まで歩みを進めます。
頂上手前のほんの少しの急登がつらい、つらい。
最後の力を振り絞って頂上の石碑と、はいチーズ!

よくがんばりました!!


今回はより登頂率をあげるために山小屋を利用して頂上を目指しました。
登っている時はつらく、なんで登っているんだろう?という感情に苛まれるときもありましたが、いざ頂上に立ってみると喜びはひとしお。
やりきった自分がすこし誇らしく思えました。
これまでやったことがない何かにチャレンジしてみるということはいいことですね。


今年の富士山は9月の上旬で夏山の時期が終了となりました。
記事を読んで「私も登ってみようかなぁ」と思った方はぜ来年チャレンジしてみてくださいね!!!



記事:井上えっぴ




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