僕らの夏休み!ひの自然学校職員の夏休み~【えっぴ編】
サイクリストなら一度は憧れる、しまなみ海道。
最近自転車にハマったえっぴは、例にも漏れず素敵な景色と海沿いの爽快感を味わいたく、夏休みをとって行こう!と気合を半年前から入れておりました笑
経験者かつ自転車好きの友人と夏休みを利用して、愛媛県今治市→広島県尾道市までを1泊2日かけて83キロを縦断してきました!
今回は、その記録と旅の途中で撮った写真をお届けします。
しまなみ海道についての詳しい説明はこちらからご覧ください。
まずは、愛媛県まで移動
今回は夜行バスに乗って愛媛県まで移動します。
なかなかの長距離&途中徳島県で乗り換えが必要でしたが、どこでも寝られるえっぴは爆睡(笑)
到着初日から元気いっぱいでした。
いざ出発!
しまなみ周辺の地区は自転車での旅を市や県をあげて応援してくれているので、なんと公道に自転車が進んでいく道がラインで示されています。
なので、”縦断するだけ”で良ければ地図がなくてもライトに旅ができちゃうそんなエリアです。
ちなみに・・・
本当はmy自転車を輪行していきたかったのですが、なんと現地で借りたほうがお値段的に安く、その後の観光(うまくいった予備日は観光に充てる予定)にも都合がよいということが発覚。
またある程度のクオリティのものを借りられるので、今回はレンタサイクルで向かいます。
出発して20分で雲行き怪しく・・・
なんと爽快に出発して早々、お空の色が灰色に。
そして雨雲レーダーを見てみると真っ赤(どしゃ降りを示しています)。
どう考えても自分たちが自転車で進む速度より雨雲のほうが早いので、
スタートして間もなく足止めをくらいます。
気を取り直していざ出発!
雨 もやみお腹もいっぱいになったところで、最初の目的地へ進みます。
今回の旅では縦断するだけでなく、その周辺にある観光スポットも行くことにしていたので、初日は亀老山(きろうさん)を目指します。
亀老山は大島の南端に位置し、天気がいいと遠くの山までが見通せる絶景スポットです。
絶景スポットと知り、ネットで調べている時はこれは行くしか!!と思っていたのですが、よくよく考えてみると亀老山、
「やま」とついているでははいですか!・・・
ということは登らないと絶景は見られないですよね(笑)
実際にやってみたところ、自転車で60分登らないと亀老山山頂にはたどり着けなかったのです。
ちなみに坂の斜度は平均9-15%。
よく子どもたちと冬のスキーで行く富士見高原スキー場(一泊スキーや日帰りスキーで利用しているスキー場です)の緩斜面(ロマンスゲレンデ)を1時間登り続けると思ってもらえると想像がしやすいかな~と思います(苦笑)。
汗とやめたくなる気持ちと戦い続けました。そして、見られて絶景がこちら!
下りはなんと10分
長いこと登っただけあって帰りはペダルを漕がなくても進む、進む♪
一瞬で登山口の入り口まで下りてきました。
絶景に心を癒されたあとは、次の目的地、20キロ離れた伯方島の宿へ。
夜は真っ暗
しまなみ海道は観光名所でありながらも自然をとても大切にしている場所でもあり、街に街灯は必要以上にありません。
なので、東京に比べると暗く、人通りも一気に減ります。なので、
お店も閉まり、飲食店を探すのも大変なレベル。
私たちは夜ごはんを食べるお店も決めていたので、困ることはありませんでしたが、宿とご飯はセットで予定を組んで予約しておくことがオススメです。
Day2
2日目は行動距離が長くなるので5:00に起きて行動を開始する予定でしたが、見事全員で寝過ごしマッハで準備をして宿を出ます。
2日目最初の目的地は伯方の塩工場
CMでよく聞く「は・か・た のしお♪」入口では自分で奏でられるベルも置いてありました。
こちらでは、工場の見学ができるのですが、ほとんどすべてが写真撮影NG。
なので、みなさんと共有するのが難しいですが、簡単に感想を伝えると、塩を購入する機会があったら次からは伯方の塩を買いたい!と思えるほど、アツイ会社でした。
私は初めて知ったのですが、塩は元々、国による専売制度があったようで、自由化を目指す運動までの軌跡や伝統的な塩のつくり方の保全、また化学に頼らない塩づくりなど環境問題にも配慮しているように感じました。
伝えたいことが多すぎるようで、小さい文字の説明がたくさん並ぶ工場見学です。アミューズメント感は少ない&場所によっては理科の知識が必要なので、子どもたちにとっては多少難しいかもしれませんが、家族の話題のタネはたくさん提供してくれる場所です!
なぜすいかに塩をかけると甘くなるの?など子どもたちが抱く疑問を解決してくれるようなコーナーもありました。
工場見学をしすぎて、うさぎ島こと大久野島を逃す
展示に心を奪われた我々は1時間で工場見学を終える予定が優に過ぎ、自転車の返却時間を逆算すると次の目的地はスキップしないといけない時間に。。。
せっかくだけどしょうがないと腹を決めたことにより1-2時間のゆとりもゲット。
よく旅は、より遅い乗り物で向かうといいと言いますが、自転車だと途中下車やルート変更も容易なので車では見落としてしまうような発見も多いような気がします。
時間的にも多少のゆとりができた我々は、道くさを楽しみながら生口島・因島・向島と進みます。
ゴールはあっけなく訪れる
1日目は30キロくらいを漕ぎ、2日目は50キロくらいを漕ぐルート設定だったため、ラスト20キロくらいは楽しいけど疲れたな~という気持ちも芽生えていました。
坂が来る度に下りを想像しながら進み下っているときはずっとこの坂が続けばいいのにと思っていました。
そんな時に、ゴールと伝える看板が!
無事にゴール
最初のゲリラ豪雨以外はとても天気に恵まれた2日間でした。
終わった後の疲労感すら気持ちよく思えます(笑)
最後に
やってみてから知ったことですが、しまなみ海道は特に愛媛県側は道路がとても整備されているので、悪路で自転車の操縦が難しいということはありません。
しかし、島から島を縦断していく形で進むので、島と島を渡るには橋を渡る必要があり、大抵10分-20分登らないと次の島へはいけません。またどの島も起伏に富んだ道で構成されているので、平坦な道は海沿いの道外周、それ以外は登ったり下ったりが連続します。
登っている時はつらいですが、終われば爽快な下りが待っているので意外に頑張れちゃうかもしれません。
もしこの記事を読んでやってみようかな~と思った方は、最初は電動自転車というプランもいいかもしれません。
爽快感・達成感・そして美味しいごはんを味わいたい人はぜひ!
次回、えっぴ、ついにリーダーたちを連れて自転車で1泊2日でキャンプへ。実施は10/7-8の予定。どんな旅になるのかお楽しみに~。
ひの自然学校ブランドバリューマネジャー
井上えっぴ
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