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本を読まない息子に勧めたい本

芸能人の本はほとんど読まないのですが↓この本はツイッターでフォローしてる学者さんが気に入っていると言っていて

お笑い芸人オードリー若林さんの本

気になって読んでみたのでした。面白いかどうかは分からなかったので図書館で借りて・・・

面白かった!!!!

芸能人の本は質にばらつきがあります。
学生さんとか今後文章力を上げていきたい人は質の良い読書体験をした方がいいので私はあまりおすすめしません。

でも例外はあります。
(又吉さんとか)

若林さんはもう「作家」だったのですね。

旅先(キューバ。後半はモンゴル)での体験のリアルさ、旅の本質。

芸能人の旅行記などというとチャラいイメージですが、これは一切そんなことはありません。若林さんだし。

あたらしい世界、初めての感覚、出会った人々、自分が本当に大切にしているもの、ページを進むにつれて若林さん自身の世界の解像度が上がっていく様子。

家族のこと、周りと自分の立ち位置、社会への不安感、さらに笑いまで織り込まれている。

これはよい読書体験ができる!と思いました。
学生さんが読むのにも良さそう。

というか、息子に読ませたい。

学校推薦図書になってもよさそう。


息子、本読みません。
(今すこしずつ矯正中です)


でも例外があります。

学校の読書の時間です。


今は哲学の本を読んでいます。

普段本は読まないけど、学校にはちゃんとした本を持っていきたい様子

その哲学の本がそろそろ読み終わりそうだから、若林さんのこの本を買ってあげようかな。


読むか?と聞いてみたら

オードリー若林さんの?それなら読んでみてもいいかな?みたいな。


そうか。
芸能人の本だったらとっつきやすいのかも。

読書しない子の入り口に。


以前うちの息子、ユーチューバーの本を読もうとしてたのですが、質が悪かったようで最後まで読めなかった様子。質だいじ。


良い読書体験のできる有名人の本なら読書のきっかけに良さそうです。



どんどん面白い本を書いてほしい。

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