なんだろうこの気持ち

人間関係がややこしくなってくると楽しくなってくる。
単純に好かれるのもいい、
純粋に嫌われるのもいい、
何も感じなくてもいいよ、
でもなんだか言葉に言い表せない関係が好き。

うざい、でもかわいい、とか、
好きだけど、鬱陶しい、とか、
二つ以上の感情が合わさったものがいいね。

甘えられてうざいしどうしたらいいかも分からなくて、でも好きでしんどいけど一緒にいたい、でも早く帰って文庫本読みたいけど気がついたら公園で日付変わってた、あーあ。
みたいなのがいい。

一言で表せるならぼくは家に帰ります。
それで帰ったら忘れてしまうかもしれない。
嫌いな人フォルダに追加してJAZZ聴いて寝るだろうけど。

ボトボトと腕からこぼれ落ちて全部は持ち帰れないような感情の片栗粉みたいなものを掴めるだけ掴んで、
帰りのバスの中でそれをインクにして詩を書き溜めるような作業が好きで、
そこにはBGMが必要でYouTubeミュージックを開いてBluetoothイヤホンを着けて帰るんだ。

楽しいね、楽しい。

少しくらい不愉快な幸せが丁度いい。
美味しいだけの完全栄養食品は要らないよ。

知っているだろうけどぼくは少し変だ。