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72とアンガーマネジメント

諦める、ということが人生楽しく過ごす上でいかに必要なスキルが、と理解している人は多いだろうが、実際に行動と一致させることは酷く難しい、

でも全てを悟って即身仏のようになれと言うわけではなく、諦める、という行動、あるいは選択を一つのスキルや道具として考えることは意外と容易い、

ぼくは個人的に怒ることが嫌いで、そもそもが怒っている自分がまず嫌いなのだ、だから腹が立つことや理不尽があっても極力怒らない、

身近な人に害が及ぶ時はしぶしぶ怒るという具合で、
けれど内心怒らないでいられるわけではなく、怒りは心の中に押し込めておく、不健康だと思うこともあるが、面倒臭いのだ、

諦めているというのはそういうことで、システムとして、まあいいや、やだな、でもいいや、と思うことにしている、

そこで、どうやってか、という話になってくるだろうからさっさと答えを言うが、

72という数字である

これは科学でも宗教でもなく、ただの経験則なので、違う、と言われたらそこまでだと前置きしておく、

怒りや悪感情は依存性があり、何度も繰り返すことは10代の学生にもわかることかと思う、でもある種の苦しみの続く時間は永遠ではない、

例えば、ふと湧いた不快感が72秒で薄れたり、
疲れが72分くらいで飛んだり、
とても嫌なことでも72時間(3日間)も、すると忘れたり、
そもそも72日も前のことなんて大抵覚えていなかったり、

少なくともぼくの中ではこんな風に72という数字が前向きに諦める上で有用なツールとなっている、

大きなストレスやライフイベントには応用できないかも知れないけれど、ちょっとしたサプリメント的な使い方はできるかも知れない、

苦しむ人が減ると嬉しいので良かったら72という数字を信じてあげてね。

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