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遅ればせながら、、、

皆さん、こんにちは。日出ひのいりです。

自作公開から半年経ってようやく自己紹介というのもなんですが、最近急に全体ビューの数が伸びだして、、、個人的にワケわからん状態にあったのですが、その原因がやっとわかったので(SNS苦手な自分ですが)、思うところあって、今回より徐々に自己開示していきたいと思っています(笑)

ひのいりは若いころのペンネーム(実際はカタカナのヒノイリ)で、昔は雑誌のライターやら編集をしておりました。いわゆるエロ系が主で、時にはゴーストライターで本を書いたりもしてました。その後は予備校や専門学校の講師だったり、旅行雑誌の記者だったり、つまるところ、メディアの周辺で細々と生きておりました。

小説を書くようになったのは、学生時代の芝居稼業(小劇団やっていた)から足を洗う際、何かしなきゃと書き始めたのがきっかけだったような、今となってはよくわからない理由からです(笑)

「飛び地のジム」は予備校講師時代に書いたもので、初の長編小説です。日本ファンタジーノベル大賞に応募しようと書いたものですが、書いているうちに枚数が規定をゆうゆう超えるのがわかり、こりゃ今年応募無理だわと諦め、締め切り間際になって、せめて爪痕を、と未完のまま応募したのがきっかけです。

それでも、最終候補に残り、編集者の方から連絡をもらったりもしていたのですが、私生活のグダグダから書き上げることができず、完成したのはその一年半後だったと思います。

で、完成後に連絡いただいた新潮社の編集者さんに電話したのですが、そのとき、既にその方は退社されていたため、さてどうしようとなり(モチベーション急降下)、なんかそのままお蔵入りとなってしまいました。二作目を書いていたというのもあり、そっちを優先しようという気があったのだと思います(二作目をデビュー作として、その後発表すればいいと思っていた)。

しかし、その後、個人的に暗黒時代(いわゆる闇落ち)に入り(笑)、二作目発表どころか、まったく書けなくなってしまいます。本を書く以前に、本が読めなくなりました。。。

それでも、活字稼業はしていたので、取材や編集、ディレクション等はやっていたのですが、その後活字業界から足を洗うことになり、完全に小説からも離れることになります。

ここら辺の話はいずれまたすると思いますが、ここで冒頭に書いたなぜnoteのビューが伸びたかという話です。

それは翻訳家、書評家、編集者の大森望さんがTwitterで「飛び地のジム」が公開されているとツィートしてくださったからだと思います。大森さんは大昔の落選作「飛び地のジム」を覚えていてくださり、以前別のツィートでそれに触れてくださいました。

実は20数年前のこの作品を初めて公開しようと思ったのも、偶然そのツィートをどこかで見かけたからでした。そして再び「飛び地のジム」公開のツィート、感謝に堪えません。

大森さん、本当にありがとうございます。

そして、大森さんのツィートをきっかけに、「飛び地のジム」に出会ってくださった皆さん、本当にありがとうございます。


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