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捉える

不調。特に精神面での不調。
色々な辛いことが身に降りかかると不調になる、と一見するとその通りのように思える。
事実そういった時は塞ぎ込んだり泣きたくなったり逃げ出したくなったりする。

ただそういった辛いことと不調の間にあるフィルターのようなものがある。それは当人のものの捉え方だ。同じ事象を前にしても人によってその影響が違うのはその為だ。

捉え方というのは厄介なもので、その捉え方次第で著しく精神に不調をきたしたりする。
ただ幸いなことに捉え方は、つまらない言い方をすれば自分次第、変えることが出来る。外的なものは中々変えることが難しい場合もあるが、捉え方は自分のことなので変えられる。
捉え方を変えることで案外楽になったりするものだ。

それは年齢を重ねて変わっていったり、知らない世界を見ることによっても変わったりする。
更に時によっては気分によっても変わったりするから面白いものだ。

そういった捉え方は人生を辛いものにしたり、逆に生きやすくしたりもする程人に影響を与える。
それが全てとは言わない。ただ捉え方を工夫することで、少なくとも自分の捉え方が原因の精神の不調を起こしにくくすることは出来る。

もし捉え方を自分で変えることが出来れば、それはとても力強く人を支える。
勿論辛いこと自体は無しにすることは出来ないが、それで受ける傷を浅くすることは出来る。

また大局的に見れば、それは自分の人生の方向性すら変えることになる。捉え方によってはピンチをチャンスと捉えることも出来るように、それ程捉え方は重要なことだ。

捉え方次第で人は変わることも出来る。それがどれ程人の救いになることだろう。
今読んで頂いているこの文章すら捉え方で大きく変わる。
今読んで頂いてるあなたはどんな捉え方をするのだろうかと、思いを馳せる。

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