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ギルドの古傷

今日はどうやら連れがソシャゲのギルドに入ったらしく、楽しそうな会話が横から聞こえてくる。

なんだかそういう繋がりがあるのは羨ましいなぁなんて思いながら、そういや昔ギルドに入って失敗したこともあったなぁと昔を思い出している。


某モンスターをハンターするゲームで昔ギルドに入ったのだが、まぁボイチャで通話するのが初めてで緊張してしまって喋りすぎてしまったのだ。

あの時は痛々しかったなぁと昔の古傷が痛むのである。
声が上擦るわ変なツッコミはするわ会話に入ろうとして脈絡のない話しをしだすわ…

まぁほんっとメチャクチャだった。

昔は若かった…といえばそれまでなのだが、当初も今ならいける!などという謎の自信があったもので結局その自信も玉砕し、粉微塵になって風と共に消えていったのである。

はぁ…

あの自信はどこからきたのだろうとふと考える。
社会に出てからちょっと経ってからだったのだが、会社で雑談を大分するようになってそれでいけるんじゃないかと、そう思ったのだろう。

だが会話は一辺倒ではなく、それぞれのTPOがあるので、そういうギルドメンバーと会話をするという場合の会話は経験値がほぼない…というよりゼロだったのだ。


しかしやはりそういう繋がりは羨ましいので指を加えて連れの横でふて寝しているのだ。

いいなぁ…

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