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よりよく

もっとよくあろう。
それがどういう方向かは様々だが、そう思うのはとても自然なことだ。それに向かっていくのは大変ではあるが、楽しいことですらある。
そうして人は成長していき、更に先へ歩を進める。

しかしそれを阻害するものがある。

それは義務感だ。

よりよくなりたいではなく、よりよくなる「べき」。そう考え始めると足取りは重くなる。
時にはその重さに耐えられず、倒れてしまう事すらある。

こうありたい、なれたら楽しいというそのワクワクも義務と思ってしまうとどこかに消え去ってしまう。
そういう負の力が義務感にはある。

本来よりよくありたいという気持ちは、外からの制約による義務ではなく、内より湧き出る衝動に近いものなのではないだろうか。

先を目指すのは後ろから押されるからではなく、自分から前に進もうとするからではないだろうか。

そういう側面がよりよくあろうとすることにはあるのだろう。

よりよくあるのは義務ではなく自分がそうありたいから。
そう思えればまた、見える世界も変わる様に思う。

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