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適切な態度

何かがあった時にとる態度は千差万別だ。
それは追い込まれた時、議論をする時、感情が溢れそうになった時など場面場面でも違う。

例えば怒りの感情が満ち満ちている時、それをそのまま相手にぶつけるとか、ムッツリ黙りこくって静かに相手に感じ取らせるとか、あくまで冷静さを失わず相手に理路整然と伝えるとか、取れる態度も沢山ある。

どの態度を選択するのかは非常に重要で、その選択肢を考慮せずただ本能のままに暴れ回るのは適切な態度とは言えない。

では適切な態度とはなんなのだろう。

私が思うに、それは自分がどういう人間でありたくて、それに資する態度が適切な態度なのではないだろうか。

先程挙げた本能のまま感情をぶつけるのも、相手と感情をぶつけ合うような激しい人間になりたいと考えての態度であるのならそれでいい。

その態度の結果を引き受ける覚悟を持ってそうするのであれば否定はできない。
ただなんの考えもなく結果を引き受ける覚悟もなく暴れ回るような態度を取るのであれば、それはまるで何もわからない子供のようである。

態度とはその人の生き様そのものだとわたしは考える。

様々な場面でどのような態度を取るか。
それはどんなに苦しい時でも、どんなに辛い時でも問われてしまうある種厳しさも持っている。
ただそれは日常でも現れる当たり前のことでもあり、無意識に態度を選択している事すらある。

だからこそ自分がどういう人間でありたくて、その為にはどういった態度を取るのが適切か。
振り返る時間があってもいいのかもしれない。

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