随筆【三】
今日は良い事や幸運な事が沢山あった。
色々な人と沢山話が出来たり、自分のしたい事が色々出来たり、妻から贈り物を貰ったり。
溢れんばかりの幸せが今日1日に凝縮していた。
それを受け取った私は「これはこれから良い事が続く予兆なのかもしれない。」と考えた。
だがそれは一種の驕りだろう。
しかし逆にこれだけ良い事が起こったのだから次は悪い事がある、と恐れるのもまた違和感を覚える。
先にある良い事悪い事を確かに予測するのは難しいし、受け取り方次第で良い想像をしたり悪い想像をしたりする。
先の事を今良い事悪い事で考えるのはたぶん適切ではないのかもしれない。
無論将来に備える事を否定するのは違うが。
だから今この瞬間は先の事を想像して浮き沈みすることはしない。
今私がする事は今というこの瞬間に感謝する事だ。
今の私のこの幸せな1日に感謝しますと、ありがとうございますと。
その感謝は誰か特定の人にではなくて、全ての人、物、事に。大袈裟に言えばこの世界に向けてだ。
私は喫煙所で一服をしながらそんな事を考えていて、どうにも堪えられず独り言でありがとうございますと言った。
そしたら人が近くを通り少々恥ずかしかったが。
だから改めてここでも言わせて頂く。
ありがとうございます。心の底から。
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