見出し画像

なぜ、あの人はそう言ったのか?の後日談。

こんにちは。
前回のブログ「「なぜ、あの人はそう言ったのか?」と立ち止まろう」の後日談です。

あの日の翌日、私は休みだったのですが、
あれから毎日「頼んでもやってくれない。なぜ意地悪をされるのか」「入院したから具合が悪くなった」「ジュースを買いに行くのもやってくれない、行かされた」などなど、ネガティブワールド満載の様子だったらしいです。
あ、私に対してだけじゃなくてスタッフ全員に対して、ね。

そして、家族からクレームの殴り込み電話。
その内容の一部としては、

ジュースを買いに行かせたってどういうことだよ?!歩行器使ってんだから、ジュース買っても持てないだろうが!
頼んだことをやらないとか、どうなってんだよ!
検査の結果も全然連絡なんてしてこない!他の病院では医者から電話がかかってきて説明があった!

みたいな感じ。
上記の表現は私の個人的な想像ではなく、
カルテに書かれていた記録とほぼ同様です。
家族や患者との電話のやり取りも、カルテには記録して情報共有する必要があるのです。
なるべく、正確に記載します。
(話が長かったりすると、記憶保持が難しい〜)

医師からの説明を聞く日時決定に関しては、
入院時に数日はお待ちくださいと伝えてるし、こちらのやり方の課題も色々とあるのは承知。

この怒鳴り込み電話の2日前に、看護師と家族は電話をしており、
医師との話(検査結果の説明や退院許可についての話)のセッティングを調整してたのです。
医師との話の日時と退院日も決定してた。

だから、「電話で医師との話や退院も決まってるのに、なんで説明がないって話が?」みたいな感じ。
怒りが広がっちゃったのかな。

まー本当によくあるあるで、
今時の患者はスマホを持ってて、病院の不満を家族に逐一電話してます。

そして、これも本当によくあるあるだけど、
患者から病院の不満を聞いた家族は、病院に電話をかけてきて開口一番、怒鳴り口調です。
一方的に怒鳴り続けて聞く耳なし。

なぜ、全てを鵜呑みにして「確認をする」という工程が無くなっちゃうのか?

「入院してる親がこんなことを言ってたんですが、本当ですか?どういうことでしょうか?」

って、ならないのかな?
不思議でしょうがないです。
これが病院じゃなくて、会社やご近所の場面だったら、こんな風にいきなり怒鳴ったりとかしないよね?
って思う。

上記で書いた「ジュースを買いに行かされた」というのも、実際は、
「一緒に買いに行きましょう」と、ナースが歩行器で歩く患者に付き添って自販機まで行き、ナースがジュースを持って、ベッドへ戻るまでまた付き添って歩いている。
本来、「歩行器使用、ナース見守りなしで歩いて可」の患者です。

でも、患者本人は、ベッドでナースコール押して、「ジュース買ってきて」と頼み、お金を渡して買ってきてもらい、自分はベッドでテレビを観ながら待ってる。
というのを望んでいるわけです。

それが叶わなくて、「ジュースを買いに行かされた」の一言となるのです。

まあ、そういうことがあると、
じゃあもう好きにしたら〜とか、関わりほどほどにしておこうとか、
そんな気持ちになりますね。正直なところ。

文句満載、怒鳴り込みエピソードがあっても、また病院にやってきたりする。(笑)
揉めたりトラブルがあったら、なかなかまた同じ病院に行こうとは、
私は思いませんけども。
むしろ行けなくなる。
行ける病院が1つ減る現実。

平気な人もいるし、世話するのが当然だろうと思う人もいるし、
いろんな人がいるよね。
いろんな人がいるけど、私は怒鳴る人とかあんまり関わりたくないな。

そんなわけで、後日談。でした。
それではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?