見出し画像

鉄オタ息子を接待~東武博物館編~

三連休の中日は東武博物館へ行った。


東武スカイツリーラインの高架下にある


息子は鉄道好きで、本当はもう少し遠出して好きな特急に乗る予定だったが、最近私の疲れが溜まっていたので近場で勘弁してもらうことにした。

そこで、かねてより彼が行きたい場所の一つであった東武博物館へ向かったのだった。


関東で有名な鉄道系博物館といえば、埼玉県さいたま市のJR鉄道博物館。こちらは入場料が大人1500円ほど。

しかしこの東武博物館は入場料大人200円。子供にいたっては100円。(電子マネー使用時)


鉄道博物館の料金に慣れてしまった身としては、安すぎる……と不安すら感じながら入場。

鉄道の維持には大変な金額がかかるそうで、企業規模が大きくないとこのような博物館は設立できないらしい。

確かに大宮鉄道博物館は大変なインパクトがある。さすがJR。

日本の私鉄ビッグ・スリーは近鉄・名鉄・そしてこの東武鉄道だそうだ。
あんなに立派なロマンスカーミュージアムを持っている小田急が入っていないのが意外だ。でも東武鉄道ってスカイツリーはもちろん動物公園も持ってるしね。


外に出てるけごん



外に出てるけごんが1720系らしい



ロマンスカーという名前自体が小田急の持ち物くらいに解釈してたのだけど、東武鉄道にもロマンスカーがかつてあったことを知った。


上記の記事によると、戦後の映画館や喫茶店などで見られた2人掛け座席を「ロマンスシート」と呼んだそう。

そんな2人掛けの専用シートを搭載した車両を「ロマンスカー」と呼び、他の鉄道会社も広く使う一般的名称だった、とのこと。


小田急に特にロマンスカーという名称が残ったのは、箱根が今も人気の観光地なことが大きいのかな。

息子のリクエストもあるし東武スペーシアには乗ってみたいけれど、日光・鬼怒川って廃墟になったホテルのイメージが強くて、休日に時間をかけて行くのは決断しかねる……という気持ちが、正直ある。


新しいけごんとツーショ♪


乗り物に対して、目的地まで運んでくれて便利!満員電車ツラい!くらしいか思ってなかったんだけど、息子が生まれてからはヘッドマークとか車体の色の変遷とか、色々楽しめるようになった。



線路整備車なんだと思う。


息子が生まれて鉄オタになっていなかったら、マルチプルタイタンパーという言葉を知ることも無かった。



息子が生まれていなかったら、パンタグラフのことを一生パンダグラフと言い続けていただろう。


東武バス

昔のバスって丸くて可愛い。

バスの展示を見て、だから東武鉄道博物館という名前にしてないのね!と気付いた。




走ってくる電車をローアングルから観察できるウォッチングプロムナードという部屋があって、覗き部屋ですか……とニヤニヤしながら息子やよその子の後ろ姿を撮影した。


公式サイトによると、

実際に走っている電車の車輪やモーター、ロングレールの伸縮継ぎ目などを至近距離から観察できます。通常では撮影が難しい電車下部を写真に残せるスポットとしても、人気を集めています。

東武博物館公式サイト

とのことだ。確かに電車下部って安全に観察するのは難しいよね。


乗り物系の博物館やトレインビュースポットに行くと、子供以外にも、少し大きいお兄さんやおじさんと言っても良い年齢の人がいる。

子供たちに混ざって真剣に運転シミュレーターに向かっていたり、眼光鋭く車体を観察している。
中には聞いてもいないのに次の列車の通過時間や、車体の変遷のことを喋り始める人もいる。
その人達のことが結構好きだ。

正直に書いてしまうと、発達に偏りがありそうという人も多い印象で、友達とかあんまいないかもしれないよな、結婚とか難しいよな、と思う。
だけど、乗り物があるところに年齢問わず集まってきて、お互い我関せず楽しんでいるという空間が好きだ。


東武博物館自体はかなり小さい。2時間くらい満喫し、東武亀戸線に乗る。

東武亀戸線、マイナーに感じるが、乗降者はかなり多かった。


亀戸線だけに亀色なのかねー?など馬鹿なコメントをしつつ、亀戸駅で降りて、カメイドクロックで遊んで帰路に着きました。

亀戸って江戸川区だと思ってたら江東区だった。予想よりアーバンだった。勉強になる一日でした。








この記事が参加している募集

一度は行きたいあの場所

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?