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夏の暑さを避けて

夏の暑さを避けて看板役者たちが興行を休む夏土用の頃、若手の役者たちが稽古を兼ねた安芝居を打ちました。「土用芝居」は、夏の季語です。

秋土用の広島平和記念資料館では、被爆体験伝承者が被爆体験を語っていました。3年間を掛けて、被爆者から被爆体験を受け継いだ人たちなのだ、とか。

「体験は、体験した者にしか語り得ないものなのか」。私には、判断がつきませんでした。

土用芝居とは、若手の育成のために、重鎮たちがあえて席を空ける工夫でもあった、と聞きます。

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