今年の2冊目
今年の2冊目、大村はま著『教えるということ』、読みました。
長年、教職にあった著者は、「~しなさい」と子どもにいうな、と戒めます。「~したい」という気持ちにさせる工夫にこそ知恵を絞れ、と。
新人くんと新人さんが私のチームにやって来て、その教育係を務めながら、「〜したい」という気にさせる難しさを痛感しています。
「先輩の仕事を見て学べ」という環境で育った私は、でも、自分より若い人にそれを強いる自信もなくて、彼等のやる気スイッチを探す毎日です。
「あのファイルを探ればヒントがあるかもしれないから、調べて午後に教えてくれる?」なんて、埋めておいた宝物を子どもに探させる親の思いで指示します。
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