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今年の7本目

今年の7本目、JUNO、観ました。

自分勝手な行いで妊娠し、産んだ子を養子に出して何の痛みも感じない。そんなteenagerに感情移入できない間に映画は終わります。

このテの映画を「駄作」と断じる自由が、我々観客にはあります。けれど、それじゃあ私たちを満足させるオチとは何か、それが分かりません。

「その映画や脚本に共感できるか」と「その映画や脚本が秀でているか」は、本当は別物なのに、私たちは、意識的・無意識的にそれらを混同します。

自分の求める答えを、理想を、映画に託して、人はそれを鑑賞し、評価してしまう。それに気付かされる映画でした。


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