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今年の13本目

今年の13本目、アルプススタンドのはしの方、観ました。

世の中には、3種類の人がいます。声援を受ける人、声援を送る人と声援を受けも送りもしない人。私に関していえば、第三の部類です。

学生時代は、運動部でした。ベンチ入りさえ危うい、へなちょこ部員。それでも退部しなかった理由は、努力や根性ではなく、「言い出しづらかった」から。

そんな私から見れば、アルプススタンドのはしの方にいる若者は、十分にまぶしい存在です。たとえ周縁にいても、中心に向かって声援を送れる人たちだから。

好きな映画だけど、ひがんで育った目にこれは、周縁が中心に取り込まれていく映画あるいは「結局、努力が報われる」という残念な着地の映画に映りました。

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