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向かいたい道先

朝からオンラインでインド哲学の話を聞く。
インドの聖典『バガヴァッドギーター』もいよいよ終盤。
全部で18章あるうちの、17章まで辿りついたところ。
残すは最終章になった。

10年ほど前にヨガの先生になるコースでもヨガ哲学の授業があり、
エッセンスを習ったのだけれど、かすかにこんな話だったようなというぐらいしか
頭に残っていなかった。

知ることと理解することは別のものと言うけれど、
聞いただけ、知っただけと本当に理解することは大きく違う。

自分に何かが足りない、何かをしなくてはと焦って、外に何かを探す生き方から、そこから抜け出すための教えが書かれているのが『バガヴァッドギーター』。
本当の自分を知ることで、今の自分をありのままに受け入れて、自分にくつろいでいられる。そうなれたらいいなと思うけれど、なかなかやはり、理解は難しい。

哲学の話を聞くと、少し心に余裕ができるようになってきているような気がする。
新しいものの考え方、見方へのヒントがある。
自分の考え方の癖が見えてきたり、ちょっと遠くから自分を見てみることができるようになったりしている。

まだまだ自分にくつろいでいられる状態への道は遠いけれど、少しずつそちらの方角に行かれたらいいなと思う。こっちへ進みたい方角が見えてきただけでも、今はありがたい。


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