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先延ばししないために~第三週~(20200104)

 前回から間が空き、さらに、年まで越してしまいましたが、先延ばししないために~第三週~ということで、こりずに書いてみます。昨年、自分は「準備」が苦手だと思い、その一番の原因と思われる「先延ばし癖」の対策をnoteで報告して、シリーズ化できないかと書いております。もはや、自分のための備忘録という感じです。人に伝えるつもりで書くのが一番の勉強。。ということで書きます。
 前回→先延ばししないために~第二週~(20191103)
 前々回→先延ばししないために~第一週~(20191013)

 引き続き、試しているのは、下のURLの、「先延ばし癖の9つの克服法」を上から順番にやってみるということです。(URLを開くと、克服法は真ん中らへんにあります)。URL→先延ばし癖を治す9つの克服法

先延ばし癖の9つの克服法
・超簡単!【作業興奮】を利用する5分だけやる作戦
・論理派向け!目標を細かく区切っておく
・中途半端な状態まで作業しておく【ツァイガルニク効果】
・やるべきこと以外、何も意識しないようにする
・“いい感じの強制力”を味方に付ける
・先延ばしにするメリットとデメリットを書く
・恐怖は幻想だということを悟る
・【実験済み】逆に「死」を意識してみる
・頭を使わずに、手だけ動かしてみる

 今回は、三番目の項目「中途半端な状態まで作業しておく」を試してみました。今回の対策は、具体的な対策としてだけでなく、作業時の心構えとして、とても有効なものだと感じました。さまざまな場面で「中途半端な状態でも、中断していい」と自分に言い聞かせることで、面倒なことに取り掛かるまでのハードルを下げることができました。実際に、僕がどのような場面で効果を感じたか書いてみます。

・作業に入る前、「今からやると中途半端に終わりそうだ」というタイミングでも、ひとまず作業を開始できる。
・初めから、「中途半端な状態まででやめる」ということを目標にしておけば、作業が完了しなくても、狙い通りなのでストレスにならない。
・「中途半端だけど一旦置いておく」という選択肢を作ることで、作業を完璧にしようとして、だらだらと細かい修正に時間がとられることを防ぐことができる。
・作業を一旦置いておいて、別のことをしてから戻って来ると、厄介に感じていたことが、気分的に大した問題じゃないように思えたり、より高い集中力で取り組めたりすることもある。
・一つの作業に膨大な時間がとられそうなとき、「中途半端だけど一旦置いておく」ことにより、他の作業にも目を向けることができて、まんべんなくこなせる。また、「嫌になる」前に中断することができるし、他の作業を挟むことで疲れづらくなる。

 以上のように、作業時の心構えとして有効だと感じました。また、実際の行動として、どのように活用したらよいかも考えてみました。9つの克服法の一番目の「5分だけやる作戦」と組み合わせて個人的に試してみた、具体的な対策もまとめてみます。

【先延ばし癖の具体的対策】
①今日何がしたいかを箇条書きにする。
②それぞれの作業を、1作業5分ずつ、やっていく。(ほとんどの作業が中途半端になる)
③全体としてどういう状況なのかをざっくり眺めて、優先順位を考えてみる。(完璧な優先順位を求めずに、この整理の時間についても「5分だけ」という風に時間を見積もっておくといいかもしれない)
④その後、順番にそれぞれの作業に取り組んでいく。
それぞれにどのくらい時間をかければいいか、事前にざっくりとは分かるので、「飽きたから一旦この作業を挟もう」とか「中途半端だけど、疲れたから一旦休憩」という風に、気軽に進めていくことができ、作業に取り掛かり始めるまでのストレスを減らせる。

 「完璧な」仕事なんてないのだから、どう試行錯誤しても最終的には中途半端な状態になる、という気がしています。だからこそ、むしろ、中途半端な状態を目指すくらいの心持ちで作業を開始するようになれば、先延ばしを回避して、さらに、効率を上げていくことにもつながるのではないかと感じました。

 次回は、「やるべきこと以外、何も意識しないようにする」です。

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