ワールドワイドラブ

あっという間に7月だ。
気づけば実に4ヶ月ぶりの投稿である。
だれ？毎月書くって決めたの。
ぼんやりと「夏休み」が見えてきた。と言ってもここ数年は直接的な関わりもなく、なんとなく街に人が増えたよね。という印象。

子どもたちがまだ小さい頃から、夏か冬の長い休みには必ず海外旅行に行っていた。
グァム、ハワイ、バリ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、タイ、カンボジア、ベルギー、韓国、台湾まだあるかもな…
有難い環境である。
てかよく行ったな自分。荷物のパッキングも手配も現地での過ごし方も全て総指揮総監督。誰1人として嫌な思いをさせてはならん！という強い気持ち、強い愛でGoogleマップなんて知らない頃からやっていた。
子供たちも大きくなり、世の中の技術も発達し世界はぐっと縮まった。私は特攻野郎Aチームに出てくるコング化が進んだようで飛行機が怖くなり、子供たちは英語を話せるようになった。長女は得意の一夜漬けと持ち前のコミュ力もプラスさせて韓国語を自分のものにしていた。
次女はイギリスに住んでる事もあり、普通に英語で会話をしていた。
拙い英語で道を聞いたり、レストランでオーダーしたりしていた私を若干心配そうに見つめてた子たちはもういなかった。
確実に私を追い越していくのだ。

たまにしか会わない次女。お別れの時はどんどん進んでいく背中が涙で滲む。きっと次女も泣いてるかもしれない。
私に似てあの子はすぐ泣くんだ。
振り向きもしない。だから。きっと。
私は全然親らしくない。だけど、子供の幸せを願って願って止まない。子供というかひとりの人間として…どうか傷つくことや悲しい事、明日なんて来なければいいと考える事が1秒たりともありませんように。

かわいすぎる暁の寺にて（タイ）