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【日向坂46】外仕事で存在感を示した1年間。日向坂は『歌えるし、踊れる』。

 日向坂46が持つ強みと言えば、グループを代表するフレーズでもある『ハッピーオーラ』。見ている人を元気にする前向きな姿勢や明るさが多くの人を惹き付け、着実に人気を伸ばしています。

デビューから3年目となった2021年は、6作連続で週間オリコンランキング1位を獲得したほか、いちばん好きな女性アイドルグループの総合TOP10にランクイン。20代男性からの支持では3位にランクインするまでに人気を集めています。(出典:【最新版】女性アイドルグループ人気ランキング2021

そんな彼女たちはこれまで、自身らの冠番組『日向坂で会いましょう』を中心にメディア出演を行ってきましたが、2021年は各メンバーが勢力に外番組(冠番組以外の番組)に出演。

1期生の加藤史帆、高本彩花、2期生の松田好花が約半年間にわたって数珠つなぎ形式で『ラヴィット』(TBS系)のシーズンレギュラーを務めたほか、1期生・齊藤京子は自身の冠番組『キョコロヒ―』(テレビ朝日系)がスタート。そのほかにも、2021年10月からは2期生の丹生明里、松田好花、渡邉美穂がeスポーツ番組『CHOTeN~今週、誰を予想する?~』(テレビ東京系)のレギュラーに抜擢されるなど、その活動範囲を大きく広げました。

また、音楽番組でもこれまでとは違った存在感を放っていたのが、2021年の日向坂46。『ダンス』『歌唱力』、その2つ面で多くのファンを魅了しました。

■1.圧巻のダンスパフォーマンスを披露。『踊れる日向坂』を決定づけた“2つの番組”。

8月29日に放送された大型特番『FNSラフ&ミュージック〜歌と笑いの祭典〜 第二夜』(フジテレビ系)では、世界的な人気を誇るK-POPユニット・BTSの『Butter』のコピーダンスを披露。

当初その難易度からパフォーマンスを不安視する声も上がっていましたが、始まってみるとその完成度の高さに驚きの声が絶えず、同日のTwitterでトレンド入り。韓国メディアの『Newsen』と『mydaily』もそのパフォーマンスを報じました。

10月25日には『CDTVライブ!ライブ!』(TBS系)でAdoの楽曲『踊』に合わせたダンスパフォーマンスを披露。広大なステージの全面を使ったダイナミックなパフォーマンスと、普段のハッピーオーラとは違ったダークポップな振り付けが視聴者の注目を集めました。

また、10月17日にはグループきってのダンスナンバーである6thシングル『ってか』をリリース。様々な音楽番組を通してその高いパフォーマンス力を披露し、かわいい振り付けやポップな雰囲気が特徴的な従来の日向坂46のイメージを大きく覆しました。

そして2021年は『歌唱力』の面でも各メディアから注目を受けるメンバーが現れました。


■2.歌唱力でも存在感を示す『齊藤京子』。2期生にも注目のメンバーが。

10月5日に行われた『MTV LIVE MATCH』の第一日目には、1期生の齊藤京子が人気バンド・緑黄色社会の楽曲『想い人』にゲストボーカルとして参加。そのパワーがありながらも心に染み渡る歌声で会場を魅力しました。

また、齊藤京子は11月27日放送された『SONGS OF TOKYO Festival 2021』(NHK国際放送)にも出演。同期で同じく歌唱力に定評のある加藤史帆とともに、竹内まりやの名曲『プラスチックラブ』を披露したほか、年間の優れたミュージックビデオを表彰する音楽アワード『MTV VMAJ 2021』の受賞アーティストが出演するスペシャルイベント『MTV VMAJ 2021 -THE LIVE-』では、グループから単独で柊キライの楽曲『ラブカ?』を披露。80年代のシティポップから令和時代のボカロ曲まで、幅広いジャンルを自慢の歌唱力のもと歌い上げています。

そして歌唱力で注目を集めているのは齊藤京子や加藤史帆だけではありません。

齊藤が緑黄色社会のゲストボーカルで出演した『MTV LIVE MATCH』では、2期生の富田鈴花、松田好花のユニット『花ちゃんズ』がオープニングアクトを担当。特に富田鈴花は歌唱力で注目を受ける齊藤京子から「歌がうまいメンバー」と認識されており、2021年12月29日放送予定の特番『千鳥の鬼レンチャン』(フジテレビ系)のカラオケ企画にもグループから単独で出演を予定。グループの歌唱面を担うメンバーとしての活躍が期待されています。


■3.最後に…

前述の『【最新版】女性アイドルグループ人気ランキング2021』では、日向坂46を好きな理由の多くが、グループの雰囲気や個人の人柄に関するものでした。パフォーマンス面の評価ではK-POPアイドルや櫻坂46に一歩劣る結果となってしまいましたが、激しいダンスナンバーや圧巻の歌唱力を披露してきた今、その評価は徐々に変わっていく可能性があります。

従来のイメージを守りつつ、外仕事を通じて新たな境地を開拓した2021年。今後の日向坂46が東京ドーム公演を超え、どんな活躍を見せてくれるかに期待が掛かります。

また、まだまだ個人で注目される可能性を秘めたメンバーは少なくなく、新3期生も2022年2月で加入3年目に突入し、新たなキャラクターが開花したり、意外な面で才能を発揮したりする可能性が少なくありません。

グループでも個人でも存在感を示す日向坂46。2022年も、様々な形でファンを魅了してくれるに違いありません。




#16.集まると強い。でも離れてもずっと強い。

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