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アリヅカコオロギ

2023年5月1日、埼玉県の昆虫観察の続き。

近くに水生昆虫がすむ池や用水路がないか、道で会った人に片っ端から話を聞いていたとき、道路のわきに良さそうなコンクリートブロックがあったので、虫が隠れていないか、どかしてみました。

すると、アリの大群がいて、卵や幼虫を急いで運んでいました。
その中に、見慣れない素早い動きの虫がいたので捕まえました。

アリヅカコオロギだ!

コンクリートブロックをどかした

アリヅカコオロギを昆虫ケースに入れるのに必死で、あとから写真をとったら、みんないなくなっていました。
なんのアリがいたのかもわかりません。
失敗した。

アリヅカコオロギ

アリヅカコオロギの仲間 バッタ目 コオロギ科
※細かい種類はわかりません。

アリヅカコオロギは、アリの巣で暮らす好犠牲昆虫こうぎせいこんちゅうです。アリをだましてエサをもらったり、敵から守ってもらっています。

アリは触角で仲間をたたいてエサを口移しでもらいます。
アリヅカコオロギの一種も触角や前脚でアリをたたいてエサをもらっていると聞きました。

今後、近くに行ったらアリの種類も調べたいです。

最後に、どかしたコンクリートブロックとか石は、必ず元に戻しましょう!

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