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ゲンゴロウ

とうとうゲンゴロウの記事を書く日が来ました。
写真多めです。

ゲンゴロウについて

ゲンゴロウ($${Cybister  chinensis}$$) コウチュウ目 ゲンゴロウ科

別名、ナミゲンゴロウ、オオゲンゴロウ、ホンゲンゴロウとも呼ばれます。

ゲンゴロウ(オス)
ゲンゴロウ(オス)

オスの背中がつるつる過ぎて、カメラを持つ僕が写りこんでいます。

ゲンゴロウ(メス)
ゲンゴロウ(メス)

僕は、2022年の秋に初めてゲンゴロウを捕まえました。
ゲンゴロウは、水草の豊富な池や水田、流れのゆるやかな用水路を好みます。

ゲンゴロウを捕まえた池
ゲンゴロウを捕まえた池

写真の池は、たくさんの水生昆虫が暮らしていました。
僕は、ゲンゴロウのオスとメスを1匹ずつ持ち帰りました。

ゲンゴロウを捕まえた
陸上では、ぴょこぴょこはねます

特徴

ゲンゴロウの大きさは35〜40mmくらい。
オスとメスは、前脚まえあしで見分けることができます。

ゲンゴロウ(オス)の前脚
ゲンゴロウ(オス)の前脚
ゲンゴロウ(メス)の前脚
ゲンゴロウ(メス)の前脚

上の写真のように、オスの前脚は丸く吸盤きゅうばんがついています。メスには吸盤がありません。
オスにだけ吸盤があるのは、交尾のときにメスの背中に張り付くためです。

ナミゲンゴロウ(オス)
ゲンゴロウ(オス)

飼い方

大きめの水そうに水を入れて、はねを乾かせる場所を作ってあげます。飛んで逃げるから必ずふたをします。
僕の水そうには、産卵場所としてホテイアオイを入れています。
エサは煮干し、冷凍むきエビ、冷凍アカムシ、魚の死がい。人工飼料も食べます。


ゲンゴロウが国内希少野生動植物種に

ゲンゴロウは、2023年1月11日、特定第二種国内希少野生動植物種とくていだいにしゅこくないきしょうやせいどうしょくぶつしゅに指定されたので、販売するための採取さいしゅ譲渡じょうとが禁止になりました。

この春、僕のゲンゴロウは、ホテイアオイに卵を産んでくれました。
野生のゲンゴロウも、数が増えていくといいなと思います。


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