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コオイムシ、オオコオイムシ

2023年4月22日、千葉県でコオイムシを捕まえました。
コオイムシの仲間は池や沼、水田など水草が豊富なところを好みます。

千葉の田んぼにいたコオイムシ(オス)

コオイムシ($${Appasus  japonicus}$$) カメムシ目 コオイムシ科
オオコオイムシ($${Appasus  major}$$) カメムシ目 コオイムシ科

農家の人に頼んで、水をはったばかりの田んぼに網を入れさせてもらいました。

昆虫ケースに水を入れてはねを乾かせる場所を作ります。エサは小魚、ヤゴ、オタマジャクシ、他の昆虫。
冷凍アカムシも食べます。

コオイムシ(メス)

写真のコオイムシは、右腕にミズダニ(アクセサリー?)が付いていたので、この後とってあげました。

オオコオイムシ(オス)、左下はマツモムシの幼虫

名前の由来は、オスが卵を背負うから「コオイムシ」とついたそうです。
写真は去年の6月に捕まえた、卵塊を背負ったオオコオイムシのオスです。
この子は卵を持っていたので観察してから逃がしました。

コオイムシ科は捕まえた時、おなかが減ってると、同じケースに入っている生き物を片っ端から食べてしまいます。コオイムシだけのケースで持ち帰ることをおすすめします。

今、うちではオスとメスを1匹ずつ飼っています。
うまく繁殖できたらいいな。

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