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クズノチビタマムシ

2023年9月。
クズノチビタマムシを飼い始めました。
捕まえた時、小さくて地味な見た目で、普通のタマムシと全然違うと思いました。

クズノチビタマムシ $${Trachys  auricollis}$$
コウチュウ目 タマムシ科

クズの葉を食べるクズノチビタマムシ

大きさは3〜4mmくらい。
有名なヤマトタマムシは30~40mmくらいなので、約10分の1のサイズです。

愛媛大学ミュージアムに保管されているヤマトタマムシの標本

クズノチビタマムシはクズの葉っぱしか食べません。
下の写真のような、不思議な食べあとを残します。

ぐにゃぐにゃした食べ跡

飼育方法

ケースにクズの葉を数枚入れて、ティッシュを濡らして茎に巻いておくと、たくさん食べてくれます。葉がしなびてきたら交換します。
幼虫もクズの葉を食べます。

クズノチビタマムシ

ちょこまか動いて可愛い。


おまけ

紫外線をあてたクズノチビタマムシ

クズノチビタマムシに紫外線を当てたら、背中の白い模様が蛍光を発していました。

アオバハゴロモ

同じクズの葉にいた、アオバハゴロモ。
大きさは10mmくらい。
最初、なんかの種かと思った。

アオバハゴロモ $${Geisha  distinctissima}$$
カメムシ目 アオバハゴロモ科

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