はっぱちゃん

ママで妻で女です。

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片付けられない女をやめる

私は、「片付け」が得意ではない。 でも、職場では「片付けられる人」「片付けが得意な人」として扱われている。 たぶんそれなりに擬態できているのだろう。 幼い頃の記憶 私は、フルタイム共働き+祖父母の介護で多忙な両親のもとで育った。 実家には物が多い。 そして、片付けることを両親も得意ではなかった。 来客時には物を棚の中に隠して、綺麗に取り繕うことができていた。 だから、私はうちが片付けが得意ではないなんて、微塵も思ったことはなかった。 物を大切にするのだ。大切にしすぎて、

    • 母になって2

      ひなたを産むまで、 私に子どもができるのか、私たちのところに子どもが来てくれるのか。ずっと不安だった。 たぶん金銭的にも余裕はあるし、誰よりも子どもは好きだ。それでも、なぜかずっとずっと不安だった。 ひなたを産んで、「こりゃ、えらいもんを産んでしまった…」と思った。日を追うごとに、可愛くて仕方ない。世の中にこんなに可愛い存在がいてよいのか?こりゃ、私が今までやってきた仕事の中で、ベストオブベストだ。 正直、産んで2日目にはもう2人目がほしくて仕方なかった。だってかわい

      • やりたいこと

        やりたいことやるには 私がしなくていい我慢がなにかを知る必要があるみたい ずっと長いことしてきた我慢するくせ 私がちょっと頑張ればいい 私がここで一声かけておけばいい 私が笑顔で乗り切ればいい 私は今なにを我慢したの? 本当は何をやりたかったの? 何を言いたかったの? 何をしたくなかったの? そんなことを知る旅をしよう 私が今やりたいこと 例えば、綺麗な色のMYLANのようなドレスワンピを着る 例えば、可愛い色のアイシャドウで春色を楽しむとか、 例

        • 母になって

          いわゆる田舎で育ち、 厳格な父と真面目な母と普通の暮らしをしていた。 進学校に通い、両親の勧めで地元の大学に進んだ。 就職のため、関東に出てきた。 大反対する両親を押し切り、勢いだった。 四年間付き合い、結婚しようと言ってくれた彼氏に別れを告げて。 知り合いもいない、お金も頼れず。 でも、私には若さと都会への憧れと夢しかなかった。 それから10年。 私には仕事しかなくなった。 その後、さらに長く付き合った彼氏とも別れ、自分のことが空っぽに感じた。 頑張っ

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