年下坊主の行く末密かに暗示する人Honey.

「結婚おめでとう〜!!」

学生時代の友人の結婚が決まった。

29歳の時、

20代最後という節目に結婚式をあげるという

人生をかけたビッグイベントに参加することになった私。

ポジションとしては、

賑やかしだったと思う。w

それでも、

彼女の友人として、

恥じない装いと振る舞いで挑んだ結婚式は、

豪華絢爛そのものだった。

結婚式当日、

初めて彼女の夫なる人を知った。

彼は、

彼女より少し年下で、

プロゴルファーでお坊さんという特殊な肩書きを持っていた。

そのおかげで、

披露宴会場は坊主頭で埋め尽くされていた。w

結婚式はとても盛り上がり、

2次会も場所を変えて行われることになり、

新郎の友人たちと新婦の友人たちとが初めて会話する場にもなった。

新郎の友人はもちろん皆坊主ということで、

とても興味深く新鮮だった。

ただ、開催場所が姫路というのもあって、

終電の時間も気になていた私は先に店を出ようとしていた。

すると、甘いマスクの坊さんが私に声をかけた。

「もう帰るんですか?もっとお姉さんと一緒にいたいです〜。」

と、

なんだか自分の可愛さを武器にしているような男性だった。

「(苦笑い)ほら、まだ新婦側の友人たちもいるし・・・。」

と帰りを急ぐ様子を見せたら、

「ぼ、ぼく、、、」と私の帰りを止めようとする。

「な、なに?」と足を止めた。

「ぼ、ぼく、、、、年上のおねぇさんが好きなんです!!」

と言った彼に、

「わ、私、、、年下嫌いやねん。」

と思わず瞬殺してしまった。

そう、私は電車を急いでいた。w

冷静に考えても、

年上のおねぇさんが好きってことは、

別に私じゃなくていいってことだ。

それに、

遊び慣れたようなチャラついた発言が軽薄にも感じていた。

(そもそも私が1番軽薄だけどw)

無事電車に間に合った私は、

新婦や友人たちに連絡をしようとすると、

先ほどの年下坊主が打撃を受けすぎて凹んでるよ・・・。

と、

何をしたのかと問い合わせの連絡が殺到してしまった。( ̄∇ ̄)

きっとあれは、

彼のてっぱんのセリフだったはず。

それを、あまりにも、

あっさりバッサリ切り捨てる形になってしまったわけだから、

申し訳ないことをしてしまった。

電車を急ぐあまり余裕のない言い方になってしまったことを

反省した。

でも、彼には未来がある。w

もっと、

決めのセリフを磨いて欲しいと願う。

「今夜は君だから一緒にいたい。」


女はその言葉を待っている。

good luck!若坊主!

ウズベキスタン 244

それでは、またの投稿で♪

ciao♡







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