イギリス留学した話〜part2〜
イギリス留学中私は2つの寮を経験した。
①キッチン共同男女合同ワンフロア10人ほぼイギリス人ばかりの寮(土日は自炊)
②キッチン共同ワンフロア毎に男女が分かれている10人国籍が色々な人が集まる寮(全日自炊風呂トイレは2部屋ごとに共同)
今回は①メインで書いていきたい。
キッチンの使い方に文化を感じた件
平日は1日分の食費がオートチャージされる電子マネーカードで食堂(Refectory)で食べていたが、土日は自炊だった。
キッチンには、コンロが2台、流しが2つ、ゴミ箱が1つ、冷蔵庫が1つ。そしてご飯食べる机は5人分にテレビを見るソファーがあった。
土日だけ料理する場所だとしても、10人が使うにしてはスペースはなく、皆作ったら部屋で食べるような方式だった。
そのキッチンで私は不思議な現象に立ち会ったのだ。
まず1回目は入寮してすぐだった。
春休みでみな実家に帰っていたのだが、ご飯を食べる机には食べたまるままの皿がそのまま残っていた。
しかも今まで見たことのない青カビが皿を覆っていたのだ。これには春休み明けに戻ってきた他の寮生もびっくりしていた。
そして二回目はある日ご飯を食べて皿を洗いにキッチンに行った時、流しのタンクがお風呂のように栓がしてあり、洗剤入りの水に汚いお皿がそのままになっていた。「なぜ共同なのにこの状態で放置してるの?これじゃタンクが使えない」と少し苛立っていた。
しかしこの2つの現象はイギリス人の文化によるものなのでしょうがなかったのだ。
①基本的にお皿は使う前に洗う。
②洗い方が日本とは根本的に異なる
からだ。
①のため、春休みに洗ってない皿はカビが生えていた。
②に関して、日本ではスポンジに洗剤をつけ皿を擦り水で流すと思うが、
イギリスではまずシンクに栓をして水で一杯にする。
次にシンクにいっぱいの洗剤を入れる
そして汚れが浮いてきたところでブラシを使って汚れを落とす。
ブラシは写真の通り毛がすごく硬いものだ。
確かにこれなら前回の汚れもごっそり落ちる。皿は傷つきそうだが笑。
今となってもこの洗い方を真似しようとは思わないが、面白い文化だなと思う。
男女合同寮だったので面白い男子大学生の飲みの場に居合わせたことも書きたいが長くなるのでそれはまた今度にしよう。
海外に行くと今まで行きてきた文化と違いすぎて戸惑いもある。
日本のようにこのように考えないと普通じゃない、と言われるのではなく、このような文化も世界にあるんだね、自分とは違うけどそれもまた面白いと思えるので、
海外にいる方、いまから行く方、ぜひ楽しんで欲しい
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