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純ジャパ?

明日から、子ども達は2週間の春休みに入ります。

息子は、2泊3日のスクールキャンプに行っていました。
今日は朝も夜も仕事の日だったので、午後3時過ぎに仕事の終わる夫に、大荷物を持った息子のお迎えを頼むことに。(通常の着替えなど以外に、ロープとかキャンプ用の椅子も持参だったのです!)

娘がスクールバスを降りて自宅に到着する頃と時間がかぶるので、

一人でバスをおりること、
一人で家の鍵を開けて入ること

などについて、夫は心配していました(※12歳です)。補足しておくと、普段は息子と一緒だったり、親がすでに家にいることが多いので。

なので、娘から「アイスクリームを買ってきて欲しい」と頼まれた夫は、張り切って50ドルほど遣ってきたそうです。

甘い父親ですね。

我に返った夫から休憩中の私に、ごめんねメッセージが届きました。
まあ、過去に似たようなことはすでに経験していますのでね…

先ほどまでそのアイスを食べ、ネットサーフィン(古い)をしてリラックスしておりました。
そんな時、目に止まった記事がこちら。

「純ジャパ」
私も聞き覚えがありますよ!

上の子がまだ幼児だった頃、とある日本人プレイグループに参加し始めました。

私たち夫婦が共に日本人だと知った、ママ友さんに言われたんですね。

「じゃあ、純ジャパだ〜」って。

言われてみれば、たしかに周りはハーフ/ダブルのキッズばかりでした。
日本人でない親さんのほうは、すでにルーツが二つ以上あったりすることも少なくないので、ハーフ/ダブルって言葉も微妙な感じがしますが、まあ便宜上。(ママさんがすでに、日系ハーフ/ダブルというかたもいらっしゃるし)

私に投げかけられた言葉と、この記事の冒頭で紹介されていた言葉の内容は少し異なっていたので興味を覚えました。

記事では、日本国内で「海外在住経験のない人」のことを指す隠語だったとあります。

対して私の子どもに使われた意味は、シンプルに両親が日本人というもの。記事を書かれたサンドラさんの著書に使われた「純ジャパ」も、こちらに該当するのではないかと思います。

日本国内の使われ方では、比較される両者共に両親が日本人の場合が多いですが、オーストラリアで使われる場合はそうではなかった。

そして「ちょっと珍しい/貴重」的なニュアンスも含んでいたように思います。駐在員家庭でない場合は特に。

それにしても語感もなんか不思議な言葉だなーと思ったので、その日の夜、夫に「変な言葉覚えたよ〜」って伝えた記憶があります。

今や、純ジャパキッズたちは溢れるくらい周りにいます。そんな子ども達も日本へ帰ったら(行ったら)、純ジャパとは呼ばれないんですね〜。

なんだか面白いですね。

□■□おまけ□■□

子どもが生まれてから買った本。

私のルーツはどこ? 
って感じる人に寄り添う一冊。
なのかな。

我が子は日本がルーツだと思っているようですが、しかし日本に住み始めたとしたら、絶対にぶつかる壁なのかなと感じています。

それでも、今は海外在住日本人の数自体が多いので、仲間も見つけやすそうな気がします。

この本を読んだのは10年以上も前なので、もう一度読み返そうかな。

最近は、近い将来日本へ引っ越ししたら、と考えることがあります。

ちゃんと生活できるのだろうか?

ご覧いただきましてありがとうございます♪