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HSK10 - フィリピン人は仕送りをする!?


ハウスキーピングで一緒に働く仲間は、国際色ゆたかでした。

オージー(オーストラリア人)、キウイー(ニュージーランド人)をはじめ、フィリピン人、マレーシア人、インドネシア人、韓国人、台湾人、中国人、チリ人、ネパール人、イギリス人、ミャンマー人、あとは昔ソ連の一部だった小国出身の人などなど。(もちろん日本人も私だけではありませんでした)

その中でも、フィリピン人スタッフは数が多く、みんな元気でにぎやかでした。
そもそも、フィリピン人は横のつながりが強いようで、たいてい誰かの紹介でこの仕事を始めることが多かったようです。


ある時、話をしていると

「フィリピンにいる家族に仕送りをしなきゃいけないから、もっと稼ぎたいんだけどねえ。
あなたも日本の家族に仕送りをしているの?」

って聞かれました。

大半のフィリピン人女性は、オージーと結婚してここに住んでいる人たちです。
自分の家族を作っているという点では私と同じ。

「仕送りはしてないけど」

と答えたら、

「フィリピンは貧しいから、私が仕送りをしないと、家族は外食もできないのよ。
私が国に帰った時は、彼らの食事代を出してる」

っていうディープな内容をいただきました。

正直、そういった話は過去のものかと思っていた私は大変驚きました。
いつも日本の家族から荷物を送ってもらっている身ですので、どちらかといえば、私たちの方が世話を焼いてもらっているといえます。

「ここで働いているフィリピン人は、多分全員仕送りしてると思う」
と言われ、その場にいた若いフィリピン人の男の子も

「フィリピンには普通に稼げる仕事なんてないんだ」
って、投げ捨てるように言っていたのが印象的でした。

皆が当然のように、自分の収入から、祖国へ仕送りをしているという事実を知って、なんだか恥ずかしくなってしまう私。

それ以外にも、週6でも出勤する小学生の子どもを持つ女性は
「私の子供は親族が見てるから大丈夫。看護婦の資格を取りたい子がいるから、私は稼いで、その子の学費を作らなきゃ」

って話を聞いたりなんかしちゃったら

(す、すばらしいです…)


しかし、みんなが住んでいるのはオーストラリア。

お子さんから
「他の友達の家では実家に仕送りなんてしてないのに、なんでうちだけそんなことするの?」
って聞かれたことがある女性がいました。

「お金がないからだよ」
と言っても、お子さんは普段オーストラリアで生活しているから実感しませんよね。

ある時、
娘さんを連れて祖国に帰ったそうです。
そこで、彼らの生活を見たお子さん。

現在そのお子さんは就職してバリバリ働いているそうですが、彼女もまた、自分の働いたお金の一部を仕送りとして送っているということでした。


だからと言って、みんなが爪に火をともすような生活をしているわけではなくて、ドレッシーな服を着て、みんなでワイワイパーティーをしている写真などがFacebookにアップされていることもしばしばあります。

みんな、上手に人生を楽しんでいるなーって、引きこもり気味の私は思ってしまうのでした。




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