#75 【子育て】夏休みの宿題、新たな大物出現!?親ができるサポートとは?
以前、息子の夏休みの宿題 (特に読書感想文)に関して、それが「サポート」を超えて、「親主体」になってしまうことに、モヤモヤを感じているという記事を書きました。
今年は、息子の宿題への関わり方を見直すべく、張り切っていた私ですが、「夏休みのしおり」的な冊子をよく確認していたら、びっくり!
あれ?
"こくご・ずこうの中から1ついじょう" ということは、ポスターか作文の内、どちらか一方やればいいってこと?
つまりは、必ずしも読書感想文は書かなくてもいいってこと?
息子に確認すると、確かにそのようで、はなから読書感想文は書く気がなかった様子……
え~早く教えてよ~
(ちゃんと確認していなかった自分が悪い)
読書感想文について真剣に考えていたのに、なんだか肩すかしをくらった気分でした。
でも正直、やらなくて済むなら、その方が気がラクであることは確かです。
なぜ今年から選択制になったのか、その理由は定かではありませんが、「親の宿題」になっていると感じていたのは、私だけではなかったのかも……
なんて、勝手に想像します。
その代わりに?「かてい (家庭) 読書」と称して、お家の人と一緒に本を読んだり、読み聞かせをしてもらったりして、取り組んだ日と簡単な感想を記入するという課題が出ていました。
なるほどね~
と思いながら冊子にまた目を移すと、最後の方に「まちたんけん」と書いてある。
うん?なになに?
実際にお店などに行ってインタビューするのかっ、
けっこう大変じゃないのっ!
新たな大物が出現した気分です。
(ちゃんと確認していなかった自分が悪い)
どこに行くか案はあるのか息子に聞いてみたところ、
息子「うーん、近いからファミマでいいかな?」
と、あまり考えていない様子。
あそこのファミマ、田舎のわりにはいつも混んでいるよな…
仕事中にいきなり押しかけて、インタビューをしたいと申し出るのは、ちょっと気が引ける…
かといって、私が事前にアポをとっておくのも、なんか違う気がする。
ここで、親ができるサポートとはなんだろう……
そう!
いきなり、どこの誰とも分からない小学生が来て、
「学校の夏休みの宿題で『まちたんけん』をしています。すこしおはなしをきかせてください」
とはじまっても、快く応じてくれるお店・施設を選ぶこと!!
即座にいくつかの候補を頭の中でリストアップし、息子を誘導しにかかる私。
なにも、ファミマが悪いわけではないので、
「ファミマも、いいんだけど~」
と前置きした上で、いくつかの候補を挙げていき、最終的には近くにある地元野菜を売っているお店に決定。
(穏やかそうな年配の女性が2~3人いて、アットホームな雰囲気)
自分からお店の人に話しかけてインタビューをお願いすること、予め質問する内容をまとめておくことなどを約束したのでした。
社会は自分中心に回っているわけではないので、いきなりインタビューを申し出ても、断られる、あるいは冷たく対応されることもあるはずです。
そういった経験も無駄ではないけれど、小学2年生には少し早い気がする。
今はまだ、「基本的に周りの大人は自分に好意的だし、困っていたら助けてくれる」という世界感を持っていていい時期だと思っています。
まったく知らない大人に、自分から話しかけてお願いをするのは、きっと息子にとって、それなりにハードルの高い課題です。
「息子の挑戦を温かく見守り、応援してくれそうな人達を選ぶ」ことは、親である私ができる「サポート」だと思えたので、今回はモヤモヤせずに済みました。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。