見出し画像

言葉

本当に好きなことってうまく言葉にできないのかもしれない。
心の中に語りたい言葉はたくさんあるんだけど、
言葉にすると軽くなってしまいそうで怖いんだ。

今まで、逆に言葉を発することでギリギリなんとか繋ぎ止めている関係もあった。
今思うとすごく薄っぺらい。
「好き」とか「ずっと一緒にいよう」とかそういう言葉を無理矢理にでも発して確かめないと、すぐ崩れてしまうような関係。
本当に好きだったかと問われると、そこまでではなかった気がする。
「好き」という言葉を発することで、「この人のことが好きなんだ」って自分に言い聞かせていただけだったのかもしれない。
ある意味、一種の証明書のような。

言葉が証明書になる瞬間ってある。
自分の心では思っていないんだけど、口から出てしまって相手に伝わってしまった言葉が、自分の考えになる時。
誤解して伝わってしまった時もそうだ。
そういうつもりじゃなかったのに、取り返しがつかなくなって、いつしかそれが自分の考えになってしまって、あたかも自分が考えたように記憶の改ざんをしてしまう。

自分の考えじゃなくて、
他人に植え付けられたイメージや意見を
自分のものとして自己を形成してきたのかもしれない。
他人に影響を受けることは悪いことじゃないと思うけど、その中で自己を見失わないようにするにはどうしたらいいんだろう?
難しいところですね。

何となく朝から考えたことを書いてみました。

今日も有意義な一日になりますように。
たくさん本を読むぞー!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?