見出し画像

マーケティング:勝利の方程式

なにかを「成功」させたい、
むしろさせたくないという人はほとんどいないだろうから、
みんな成功のために努力をする。
だけど、その多くは失敗に終わる。

近年、GAFAMだ、テスラだ、次のテスラだなんだと、次から次へと成功者が現れるが、ちょっと成功の「共通点」が明確になりつつある。
それは、NETFLIXのイカゲームにも通じるものがある気がする。

それは、ゼロを1にするのではなく、
既にあるものをちょっとずらすこと。

ターゲットを絞ったり、逆にニッチなものを大衆化させたり、
もともとあるものをちょっと視点を変えることで爆発的に企業価値や人気を集めてる気がする。

マーケティング的に言えばあたりまえなんだけど、
成功しているものは、結果としてセオリーに従順な気がするのは僕だけだろうか。

軸としては変わらないから、ベースは作りやすい。

例えば、
テスラはEVに於いて、「高級車」に絞ることでブランド化させた。
似たようなものとして、リヴィアンという自動車メーカーもSUVや商用バンに特化することで、月間数十台しか生産できないにもかかわらず、日産やホンダよりも企業価値は高い。アマゾンが既に何十万台も発注したとか。。

日本メーカーのように、大衆向けマスEVを作ろうとして、レッドオーシャンに飲み込まれて差別化できないでいるところを見ると、ベンチャーだからこそできたニッチ化戦略がうまくいき、結果的にブランド価値を高めているようにも見える。
市場がでかいので、絞ってもしっかり儲かるということはあるけどね。

逆もある。

最近人気のNETFLIX・イカゲーム。
これは、日本映画のカイジに影響を受けたとされている。
では、なぜイカゲームはこれほどまでにヒットしたのか?
それは、カイジというちょっと個性的な漫画の要素を、誰もが知ってる子どもの遊びを混ぜ込むことで、共感や理解が進むようにし、ターゲットを広くとることに成功している。

似たような大衆化の事例としては、ZAVASのチルドドリンク。
プロテインというスポーツをする人が取るというイメージのモノを飲みやすいチルド健康ドリンクにすることでコンビニの棚にも並び、
女性や、より広い層にも買いやすいようになり、市場を広げた。
認知・配荷・好意度を上げることに成功した結果だと思う。

何が言いたいかというと、
ゼロイチは確かに難しい。

だけど、視点やターゲットを少しずらす、絞る、広げることで、
チャンスは埋まってるということ。

要は考え方。

自分もそのチャンスをつかみ取りたいぜ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?