明日香ひなた

岩手県在住のアラフィフ女子。 元銀行員。HSP。 短めのエッセイ、ゆるめのコラム、短…

明日香ひなた

岩手県在住のアラフィフ女子。 元銀行員。HSP。 短めのエッセイ、ゆるめのコラム、短歌などを書いたりしてます。 日常の中で見つけた物語のようなものを、できるだけ「やさしく、深く、おもしろく」伝えていけたらと思っています。

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メロディーメーカーKANさんへ捧げる手紙

KANさんにまつわる、ゆるめのコラムです。 🌹 🎵 🌹 🎵 🌹 🎵 🌹 🎵 「メロディーメーカー」(優れた作曲家)という言葉で、私が思い浮かべるのがKANさんだ。 私は音楽について、専門的なことは、よくわからないけれど、彼が作るメロディーのよさはわかる。聴けば 「あー、やっぱり、KANさんだな」  と唸らせられる。 そんな彼との出逢いは、私が大学生の頃だった。 ラジオから流れてきた「愛は勝つ」。 この曲が当時、付き合っていたカレとの行き詰まってしまった世界に、風

    • <北陸へ願いのカケラ投じたり  スーパーに置かれた募金箱> 今日の短歌でした🐶 【追記】 <北陸の方角へヘリが飛んでゆく  空を見上げて 送るエール>

      • 風吹きて 君のメロディーが流れ出す 心の中で生きている人 この短歌にまつわる、ゆるめのコラム「メロディーメーカーKANさんへ捧げる手紙」を書いています。 KANさんロスを感じた方など、よかったら、ご覧ください。 https://note.com/hinata_asuka/n/n0e1edcceb14c

        • 大谷短歌エッセイ~君と共に生きている/グローブ・犬

          大谷にまつわる短歌10首(解説つき)です。 ⭐ 🔘 ⭐ 🔘 ⭐ 🔘 ⭐ 🔘 エンゼルスレッドのジュースに染められて 二刀流を見る 午前五時 朝に弱い私が、以前なら、考えられないようなことをしている。  チームカラーの、赤い色のジュースを飲みながら。 その色に染まりながら。 投球を終えた直後に いそいそと  バットを持って 打席に立てり 二刀流は忙しい。 でも、何だか、うれしそうだ。 君の一挙手一投足を見つめる   「くら」「くら」 打席うしろの広告 じっと見つめ

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        メロディーメーカーKANさんへ捧げる手紙

        • <北陸へ願いのカケラ投じたり  スーパーに置かれた募金箱> 今日の短歌でした🐶 【追記】 <北陸の方角へヘリが飛んでゆく  空を見上げて 送るエール>

        • 風吹きて 君のメロディーが流れ出す 心の中で生きている人 この短歌にまつわる、ゆるめのコラム「メロディーメーカーKANさんへ捧げる手紙」を書いています。 KANさんロスを感じた方など、よかったら、ご覧ください。 https://note.com/hinata_asuka/n/n0e1edcceb14c

        • 大谷短歌エッセイ~君と共に生きている/グローブ・犬

          ひとつぶのタネ~学校の断熱改修をひろげる

          「未来のためにできること」にまつわる短めのエッセイです。 🌱・🌱・🌱・🌱・🌱・🌱・🌱・🌱 「地球猛暑化」と言ってもいいのではないだろうか。 「温暖化」では、生やさしいというか、手ぬるいというか、危機感に欠ける。 今年は、そう思わせるほどの夏だった。 年々、キビしくなる暑さ。それによって今、学校の子どもたちが熱中症の危険に、さらされているという。 教室にエアコンは、ついている。けれど、あまりの暑さに、室温が下がらなくなるのだという。 特に最上階の教室がヒドく、真夏日になる

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          イワテノタカラ

          野球にまつわる、短めのコラムです。 🔘 🔴 🔘 🔴 🔘 🔴 🔘 🔴 もう、ずいぶん長いこと、甲子園での岩手代表の試合を見るのが、あまり好きではなかった。 たいてい、初戦で敗れてしまう。 しかも大差をつけられ、まったく相手にならない。 組み合わせ抽選の会場で、対戦が決まった相手に、ガッツポーズされたこともある。 これが岩手の野球の限界なのだろうと、あきらめていた。 そんなある日「岩手から日本一をめざす」と話す、ある投手の記事を新聞で見つけた。 おもしろい球児が出て

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          やさしさのバトン

          「人のつながり」「人からもらったやさしさ」についての短めのエッセイです。 💗 ➡️ 💗 ➡️ 💗 ➡️ 💗 ➡️ 学生の頃、電話ボックスにテキストを置き忘れた。 すると、私の後に入った二人組の酔っ払った男性が、それを持ち出し、留められていたブックバンドを外そうとした。だが、うまくいかず、あきらめて近くの土手に放り投げた。 それを見ていた、幼い子を連れた女性が、彼らが遠ざかるのを待って、テキストを拾い、交番に届けた。 交番から連絡を受けた私が、彼女に電話し、事の一部始

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          WBC~サムライたちを支えたダルビッシュ

          あのドラマの裏側にあった、もうひとつのドラマです。 🌏 ⭐ 🌏 ⭐ 🌏 ⭐ 🌏 ⭐ 今年のWBCはスゴかった。 次々と現れる強敵を相手に勝ち進むことができたのは、スター選手の活躍だけてはない。一人一人が役割を果たした「全員野球」だったからだろう。 特に、大舞台にも関わらず、若手も臆することなくプレーしていた姿が目を引いた。 「相手チームのスター選手への憧れを捨て、勝つことだけを考えて下さい」 という大谷の言葉に加え、それを大きく支えていたのがダルビッシュだった。

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