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天気の話しか出来ない世の中で

最近思うことがあるのですが、僕は小説家を目指している男子大学生です、まだ20代前半の未熟者ですが、未熟者なりに思ったことをまとめます、暖かい目で見て頂けたらと思います。

近頃多様性やハラスメントの影響なのか、思ったことを言えない、言われないことが増えているように感じます。
それを一番最初に感じたのは自分が小説家になりたいことを他人に伝えた時に感じました。
この歳になると周りの人から将来について聞かれることが増え、それに対して小説家になりたいと言うことに始め抵抗がありました、きっと否定されるバカにされると思っていたからです。しかし、実際の反応は違いました、実際は「頑張れ」「凄いね」と言った反応で、案外否定的じゃないんだなと思いましたが、段々と肯定している訳ではなく無関心なだけなのだなと分かりました(僕がひねくれているだけかも知れませんが笑)。

また、最近母親がよく言うのが「結局天気の話しかできないよ」です。この意味は、親しくない人と世間話程度の話をする際に、洋服の話やニュースの話でも何か自分の意見が入ってしまうと相手の事を知らない場合何が地雷になるか分からないため、結局天気の話をしてお茶を濁すのが無難だ、という意味で、凄く共感しました。
僕もアルバイト先等で女の子と接する時、特に初対面の場合は凄く気を遣ってしまいます、容姿について何か言ったら、ポジティブなつもりで言ったとしても傷つけてしまうんじゃないか、セクハラだと思われないかなど、凄く考えてしまいます。

この2つの話から僕が思ったのは、世間にに多様性やハラスメントが広がったことによって、否定してはいけないという風潮の中、否定してはいけないという意味の中に褒められていても本人がコンプレックスに感じている場合嫌味に聞こえてしまうという可能性もあり、コミュニケーションが難しくなっているな、自分の意思、意見というものが言いづらくなったなと感じました。

多様性が尊重されること、ハラスメントを辞めさせること、これは大事なことだとは思いますが、その結果難しい世の中になってしまっているように感じました。

ここまで読んでくださりありがとうございます!


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