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【デザイナーのつぶやき】電車の広告を観察してみる。


毎日投稿23日目。
こんにちは!ひなです。

車内広告って、ほとんどヘッダー付いてない…?

なんて、今日も電車に乗って様々な発見ができました。

少し前に電車の中吊り広告の話をしてから、電車広告の見え方が今までと少し変わってきた気がします。

以前から電車広告を観察するのは好きで、よく見ていたのですが、「noteに書く」という目的があることによって、分析しやすくなりました。

というわけで、今日は改めて電車広告の種類と、実際に観察して思ったことを書いていきます!


|電車広告の種類|

❶中吊り広告
└電車内の通路の天井にある広告。
└B3サイズまたはB3を2枚繋げたサイズ
└高い位置にあるので混雑時にも見えやすい
└遠くても見ることができる

この広告は、印象に残すようなデザインが多いと感じました。
おそらく位置的に、見上げて見るor遠くから見る形になるので、あまり長文だと読んでいられない。
情報を伝えるよりも、キャッチコピーと会社名を見せて、「印象に残す」ことを目的としているのではないでしょうか。

以前の記事でも書いたように、今日もお酒の中吊り広告が多くありました。
CMで既に詳細は伝達できているので、中吊り広告は、「そのお酒を思い出して買いたいと思わせる役割」だと感じます。

❷窓上広告
└荷物置きの上にある広告。
└B3サイズまたはB3を2枚繋げたサイズ
└座っていても立っていても見やすい
└荷物が置いていない限りは、混雑時にも隠れない

この広告は、1枚の中の情報量が意外と多いと感じました。
メインとなるのはやはりキャッチコピーですが、詳細がしっかりと記載されています。
特に、「ヘッダー」を付けて区分けしている場合が多いです。

ヘッダーに記載されているのは、
・(キャッチコピー+)会社名(+ロゴ)
・住所、アクセス方法
・電話番号
・検索方法
・注釈

キャッチコピーで引きを作りつつ、興味を持った人をきちんと誘導しています。

窓上広告は、座っていると見やすいので、細かい文章が書かれていても読むのが苦ではないと感じます。
たまに大学の広告とかで、実際の入試問題や謎解きみたいなのが書かれていることもありますが、そういえばどれも窓上広告だったなと気づきました。


❸ドア上広告
└ドアの上にある広告。
└路線によって位置やサイズは異なりますが、ベーシックなのは、電光掲示板の真下に配置される横長長方形のもの。
└混雑時には、見える人が限られてくる

この広告は、駅名を知らせる電光掲示板などの近くにあるため、多くの人の視界に入りやすいと感じます。
また、必ず通るドア付近にあるため、1回は視界に入るのではないでしょうか。

中吊り広告と同様に、キャッチコピーで見せているパターンが多い気がします。

ちなみにJR総武線の駅を知らせるものは電光掲示板ではなく、液晶だったので、広告も映像広告でした。


❹ドア横広告
└ドアの横、座席の上にある広告
└B3サイズで額に入っている
└目線の高さにあるので視界に入りやすい
└混雑時には見えなくなる場合がある

この広告は、空いている車両ならかなり見やすい位置にあると感じます。
しかし、目線の高さにある分、人で隠れやすいため、混雑時には限られた人しか見ることができません。

ドア付近に立っている人や、ドアの向かいの座席に座っている人にとって見やすい広告だと感じました。
なんとなくですが、ドア横広告は、脱毛の広告が多い気がします。

❺ステッカー広告
└ドアの窓部分や、ドア上などに貼るタイプの広告
└広告は小さいが、わりと情報量が多い

この広告は、ドア付近に立っている人に向けた広告だと感じます。
サイズ的に遠くの人には見えづらいので、近くにいる人が見る想定で作られています。
広告のサイズは小さいものの、窓上広告と同じくらい情報が書かれていました。

こちらもなんとなくですが、ステッカー広告は高確率でディズニーリゾートの広告な気がします。


以上、車内広告の種類と、実際に見て感じたことでした。

車内広告ってデカデカとしているイメージがありましたが、こんなにも情報が詰まっていたり、設置場所によって役割が違ったりするんですね。

ちなみに最近は、広告のレイアウトの感覚を掴むため、電車に乗る際は大まかな構造を簡単にメモっています


ちなみに、できるだけ沢山の広告を見たくてきょろきょろしてしてると、変な人だと思われかねないのでちょっと注意が必要です…が、これからも移動時間を有効活用してデザイン分析していきたいと思います!笑

また気づいたことがあれば記事にするので、よかったらご覧ください。

今日も最後までご覧いただきありがとうございました!

ではまた☺︎

ひな



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