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なぜ留学?

こんにちは、ひなのです:)

今日は私がなぜ留学を進めるのか、留学で何が得られるのかについてお話していきます。
みなさんの留学への不安を払拭できるとうれしいです♪

1.語学力
 留学、特にアメリカ留学で、以前の日本語(母国語)に囲まれた住環境が全く違う言語に代わる事で、外国語能力が急上昇するということは紛れもない事実であり、多くの人が語学習得を主な留学の目的とするのではないでしょうか。

 日本の学校では英語の授業が義務化され、英単語や文法をみっちりと習う日本人の勤勉な教育法とは裏腹に、義務英語教育を受けていても英語が日常会話レベルに話せる日本の学生は多くないのが事実です。しかし留学に行くことで、私は以前丸暗記するように勉強していた英語のストラクチャーと目の前で行われているアメリカ人の会話が脳裏で結びつく感覚を覚えました。これは私が文字で言い表せるようなものではないので、寸時にその感覚を感じてもらう事は難しいけれど、どんな遠回りだったとしても日本でのコツコツとした英語の勉強スタイルは無駄じゃなかった、と自信に繋がりました!

 もちろん、留学して英語だけ(又はその他)の環境に置かれるだけで自然とその言語が話せるようになるわけではなく、事前にどれだけ自分が努力したか、現地でどう積極的に言語を使ってその地の人と絡んで行くか、どう映画・本・教科書等を上手く利用して自分の語学力と向き合っていくかなど、留学期間に最大限語学力を習得するためには様々な要因が関わってきますが、これについてはまた今度改めてお話ししたいと思います♪


2.国際的視野を養う

 私がアメリカ交換留学へ飛び立った最大の理由が、この「国際的視野の取得」でした。but!!恥ずかしながら、これは私が留学の先輩たちからどう彼ら・彼女らが留学を通して国際的視野を養ってきたかという話を聞いて私も視野を広げたい!と思っていたもので、留学するまでその本来の意味を理解していたとは思っていません。


 計2年の海外での生活をした私なりの解釈をするならば、国際的視野とは、異文化異国の人々や習慣を、第三者から植え付けられた「固定観念」によって決めつけず、世界の多種多様な個人の生き方を尊重できることだと思います。これは現時点、18歳の私が「国際的視野」をどう捉えているかであり、1年後、5年後、10年後の私は違う意見を持っているでしょうし、ましてや人それぞれ考え方は違って当たり前でしょう。

 私は実際に未知の地で新しい生活を育むことで、アメリカ人は「自己中心的」や「ジャンクフードばかり食べている」などの抽象的な固定観念を、「自分の意見は主張するが相手の意見にも耳を向ける人がいる」ことや、「ピザやハンバーガーの頻度は日本より多いけれど食事バランスを考えて料理する家庭がある」など自分の実体験により変形させることができました。これは、一方的な固定観念が原因で起こる偏見や差別を減らすための大事な一歩だと私は考えます。現代の人間は、身の回りに溢れる根拠のない固定観念に振り回され、何が正しいか否か確かめないまま行動に移してしまう事があります。戦争などはその例の一つと言えるのではないでしょうか。軍のトップから相手国は敵、悪者、と教え込まれ、個人のユニークさやバックグラウンドを知らぬ間に殺し合いが始まります。第三者から教え込まれた情報に頼るのではなく、相手の存在のありのままを受け入れ、尊敬の意をもって接していたら、他者への理解は深まるのではないでしょうか。大きいスケールでいうと、アメリカ人は「自分勝手」というイメージで過ごしていたら日米間の関係に変化は訪れないけれど、アメリカ人個々の繊細な性格や自分たち日本人との類似点を見出すことができたら、互いが一歩ずつ歩み寄る、国際協調のようなものが実現される可能性は飛躍的に向上するのではないでしょうか。

 少しトピックはズレてしまいましたが、留学を通して国際的視野を養うことで、自分の五感を使って異文化理解を深めることが出来、これは留学におけるとても大きなメリットだと思います。


3.自分が変わる
 かなり幅広いトピックですが、これは全く新しい環境・人々と会うことで、自分がなりたいような人に成長できる、という意味です。周囲の人はあなたがどんな人で、どのような人と仲が良くて、何が得意など何も知りません。その分、最初は自分という人間を認めてもらうために自分自身も苦労しましたし、そんな友人を何人も知っています。しかしこれは、逆に自分がなりたいような人になれ、以前のプレッシャーなしに、やりたい事にチャレンジし、生きたいように生きる事が可能になる、という事です。

 私自身は、性格自体にさほど大きな変化があったとは思っていませんが、自分の興味や考え方が360度変わりました。以前トライしようとも思わなかったサッカー・水球などのスポーツやクラリネットなどの楽器を始めることで自分にとっての娯楽の幅が広がったり、様々な課外活動に参加してみた結果、以前関心の薄かった社会問題や政治に興味を持ち積極的にそれに関連したプログラムに参加するようになりました。結果、選択科目が主体の海外ノ学校では、興味のある科目を取って学習できるため、自分の興味を追及することも出来ます。この経験を通して、以前の自分では真剣に向き合ったことのなかった、「自分の将来」そして「地球の将来」に向き合うきっかけとなり、かけがえのない者であったと断言できます。

長くなりすぎてもよろしくないので今回は留学すべき理由を3つ選抜してお話ししました。

注)これは私の経験に基づくもので、すべての人にあてはまるものではないかもしれません。留学先の環境・自分の態度などによってかなり異なってくることもあると思います。留学は一人一人が本当に独特な経験をする場所であるために断言はできませんが、自分自身の中で何か変化がある事は間違えないと私は思っています。

次回もお楽しみに!
ひなの
 

 


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