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ジャズピアノの先生に教わった大切なこと

私は、自分のピアノアレンジの幅を広げるため約2年間、ジャズピアノを習っていました。


「ジャズのおしゃれな響きってどうやったら作れるんだろう?」

「どうしてジャズのセッションでは、その場であんな風にみんなで合わせられるんだろう?」

「コードは知ってるし使えるけど、テンションって何やろ?いつどうやって使うん?」


という感じで本当に謎だらけで、その謎を解きたいとずっと前から思っていました。

というわけで、ようやく長年の謎を解くべくジャズピアノを習い始めたわけなんですが…


ジャズピアノを始めて苦労したこと


最初は全くわけが分からず、先生が言ってることも理解できず💧でもまあだんだんと本当に少しずつ少しずつ、点と点が繋がる感じで分かってきました。

楽しかったのですが、凹むことも多かったです。

まず、弾き方。
私の弾き方はクラシックピアノを習っていた時のままだったので(しかもどっちかというと古典派向けの弾き方)、

「その“ぴょん”ってはねて(?)弾く癖やめた方がいいよ」
「弾き方が硬い!」
とか…ハッキリ言われて落ち込みました。(今は感謝してます)

あとは、ノリ。
「なんか違うんだよねぇ」
「まずは弾く前にメトロノームでこの練習してみてね」
…😭

弾き方とかノリって変えるの難しいじゃないですか。かなり苦労しました。(今は当時よりマシになってるはず。たぶん笑)


ジャズのことだけでなく、もっと本質的なことを教わった


もちろん、ジャズについてもしっかり教えてもらいました。先生の模範演奏(アドリブ)は本当に素敵で、今でも憧れています。

が!

私がこの先生に習って良かったと、教わった中で最も心に響いたことはジャズ以外のことだったのです。

それは、


●自分の弾いている音をよく聴くこと

●ペダルを使いすぎないこと←音が濁るから(みんな使わなくていいところで使いすぎてる)

●弾いてるときは、心の中で歌うこと

●自分のピアノを、聴かせよう、伝えようという気持ちで弾くこと

●自分の勉強のための音楽(耳コピでも譜面でも)は、『良いもの』を使うこと


過去記事で取り上げたものもいくつかあります。

本当に、音楽を勉強する上での大事なことを改めて教えていただきました。

当たり前すぎて、分かっていたつもりでいたけど全然できていないことばかりでした。先生には心から感謝しています。

ここで教わったことを忘れずに、自分なりの音楽を作っていくこと、自分らしい演奏ができるように頑張っていきたいと思います。


ジャズのことも、まだまだ知らないことがたくさんなので、引き続き独学で勉強を続けていきます!

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