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嫉妬心とワクワクについて

こんにちは。
社会福祉士、精神保健福祉士のぽこです。
このnoteでは、私の心の肥料になった、日々の気づきをシェアしています。


◇嫉妬心とワクワクについて

今日は嫉妬とワクワクについて。
昨日起きた、二つの出来事をもとにお話しします。

・友人の活躍にワクワクした

まず一つ目の出来事。
昨日、高校時代の友人とランチに行きました。
彼女は高卒→地元大手企業に就職→結婚して市外に転居→転職→再転職
というキャリアを持っています。
私たちは地元の商業高校出身仲間なのですが、私は経理や簿記の学科で、彼女はプログラミング専門。
今の仕事もIT関係で、私が働いている福祉の業界とは全く異なる業界です。

彼女と久々に会って、今はコンサルをしているということ、東京と静岡を行き来していること、年収がすごく上がったことなどを聞きました。
彼女の話を聞いて、私はすごくワクワクしたのです。
同じ高校、同じ年齢、同じような環境から社会に出ている彼女。
そんな彼女が大きく羽ばたこうとしているのを見て
私にもまだまだ可能性があるんじゃないか?と思いました。

・買い物に行ってもときめかない

では、昨日起きたもう一つの出来事の話。
昨日、幼馴染のお母さんと会いました。
その友人ママは洋服作りが好きで、何かイベントがあると洋服を繕ってくれます。
結婚式に着ていくようなドレスから、カジュアルなセットアップまで
オーダーメイドでよく作ってくれます。
今回、私の結婚祝いということで、フォーマルなセットアップを作ってもらいました。
完成した服を着てみて、すごくワクワクした自分に驚きました。
というのも、私は普段お店に洋服を買いに行っても、全くときめかないのです。
売られている素敵な洋服を見ても、「素敵だな」とは思っても「着たい」とは思わない。
それはなぜか?と友人ママと一緒に頭を悩ませました。
そして「それを着たところで、理想の姿にはならないと思っているからじゃない?」という結論に達しました。

・嫉妬からワクワクに変わった瞬間

この二つのワクワクに関する出来事を終えて帰宅した後、ワクワクする時/そうでない時の違いについて考えてみました。
そして、一つ目の話でも、二つ目の話でも、嫉妬心が見え隠れしていると気が付きました。
一つ目の話。
今までの私だったら、華やかに活躍しようとしている彼女を見て
「羨ましい」と指を咥えていたと思います。
そして、心から応援できなかったでしょう。
どこか「そうは言っても大変でしょ」「そんなに大変なら私はやりたくないな」と
イソップ童話の酸っぱい葡萄のように、できない理由探しをしていたと思います。
しかし今はとても前向きに、ワクワクできている。
それはなぜだろう?
嫉妬からワクワクに変わったきっかけはなんだろう?
そんな疑問に辿り着きました。

二つ目の話。
ショッピングモールに並ぶ洋服を見ても欲しいと思えない。
「脚長パンツ!!」と書かれた広告に
「足が長いモデルが着てるんだからそりゃ長く見えるでしょ」と歪んだ考え方。(すみません)
スタイルがいい人が着れば素敵に見えるのは分かっているけど
155センチしかない私が着たら裾が余るのもわかってる。
それを綺麗に着こなせる人に対して嫉妬していたところがあります。

しかし、オーダーメイドで作ってもらった洋服を見て
嫉妬心のかけらも生まれません。
「もっと背の高い人が着たら、この服ももっと素敵に見えるのかな」
なんて思わず、ただその服を着た自分の理想像が鏡に映っていました。
友人ママが作ってくれた服が、私の嫉妬心をワクワクに変えてくれたのです。
それはなぜか?
一つ目の話と同じ問いに辿り着きました。

・何に対してワクワクしているか

なぜ嫉妬するのか?
なぜワクワクしないか?
それは、理想通りの自分像を思い浮かべられないからだと思うのです。
友人の活躍を聞いた時、その立場に立った自分をイメージできるか。
素敵な洋服を見て、その洋服を着た素敵な自分をイメージできるか。
想像した通りになんてどうせならないだろうと思っていないか。

結局のところ、その出来事に対してワクワクしているのではなく
その出来事を経験している/手に入れている自分に対して
ワクワクしているのです。
あの人はいいよなぁとか、あの人はすごいなぁとか
少し後ろ向きな、黒い感情が芽生えてきた時。
何にもワクワクしないなと悩んだ時。
そんな時は、もしかしたら自分にはできないという思考に傾いてしまっているのかもしれません。

何か一つステップアップしている自分を想像して、人に対する嫉妬心の材料ではなくワクワクの材料を探しにいく。
それが、自分からワクワクを作り出すコツなんじゃないかと思いました。

ということで、今日は嫉妬心とワクワクについて考えてみました。
今日も誰かの肥料になる知見になっていれば幸いです。
それでは、また💐

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