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学生インターン、高田。DIGGLEの社員さんにインタビューをする。 #3

こんにちは〜DIGGLE学生インターンの高田ひなこです。
すっかり街は春モード。今朝、家の近くの公園を通るとサクラは満開でした!

さて、今回は社員さんインタビュー第三弾です。
フロントエンドエンジニアの大澤さんにインタビューをさせて頂きました。

高田 つい最近までエンジニアについて何も知らなかったのですが、エンジニア陣お二人目なのでネットやkibelaで少し調べてきました。
大澤さんはフロントエンドエンジニアでいらっしゃるそうですね。その魅力について教えて頂きたいです。

大澤さん(以下敬称略) ユーザーインターフェイス(UI)と言って直接ユーザーの触る部分ー見た目とか動きとかを作り込んでいけるのが魅力ですね。エンジニアといえばロジックをきっちりと考える人が多いですが、僕は感覚的に物を作るタイプですね。そういう人はUIの方が好きになれると思います。

高田 どういう人がエンジニアに向いていると思いますか?

大澤 これもエンジニアの職種によるのですが、バックエンドとかはロジックを考えるのが好きな人や論理的な思考の強い人が向いていると思います。エンジニア全般で言えば、孤独に強い人が向いていると思います。一日中喋んなくても平気とか。自分はそういうタイプだったので、この仕事向いてたなって。常に人とコミュニケーションとりたいみたいな人もいますけど、珍しいと思います。
1人で黙々と何かをやることが好きという人には向いているかなと思います。

高田 なるほどです。続いて、人生に影響を与えたコンテンツはありますか?

大澤 コンテンツを見るのが好きで、元々映像関係の仕事を目指していました。出身の専門学校も映像関係でした。映像関係を目指そうとしたきっかけは小学校の頃に映画館で観た(初代)ジュラシックパークですかね。これは間違いなく影響していますね。今の仕事とは関係ないですけど、20代前半まではなんだかんだで映像系に関わっていました。
あと歴史が好きですね。歴史に関する本もいいんですけど、『シヴィライゼーション』というゲームがあって。紀元前4000年から2100年までの文明を統治するやつです。最初はテレビの歴史ドキュメンタリーから興味を持って、それで歴史のゲームをやってみたらもっと興味を持って、ていうサイクルができて、歴史好きになりましたね。そういう点でも結構影響与えられている気はしますね。

高田 大澤さんにとって仕事とはなんですか?

大澤 本当に「仕事」という風に捉えてしまうと、生きるためにやっていることですね。根では僕は本当は働きたくないです(笑)自分は夜型に近くて、でも以前勤めていた会社はまともな会社に近くて、定時が決まっていて。一般的な社会人と同じルールで働かなきゃいけなかったんですけど。僕は遅刻しまくってしまって(笑)有給を遅刻で消化してしまうみたいな。(仕事観は)効率良く働いて、適度にお金を儲けて生きていければいいかなくらいですね。崇高なビジョンとかはないんですが、当然社会のつながりの中でみんな生きているんで自分が強みを発揮できるもので社会に関わって、出来るだけ少ない時間で貢献できる仕事を選ぶことで僕も幸せだし働かなくて済む。これは大事だと思いますね。無理して働くのは間違っていると思います。

高田 会社の文化の重要性をkibelaなどで提唱してらっしゃいますがその原動力を詳しく教えてください。

大澤 転職を繰り返しているのでどの会社でも、なんだかんだありましたね。会社を統治している人の振る舞いが下に伝播して行くのが結構多かったなと思います。例えば「自律をしろ」って言うけれど、いざという場面でそういう意思決定を許さない人もいます。ダブルバインドが頻繁に起こるようになってきて…終いには下の人たちは何も考えなくなります。そういうのは組織としても、個人としても不健康。DIGGLEでは結構初期に入っているので、歪まないようにちゃんとコミットして良い文化が築けるのかな、と今自分の中で仮説検証しています。

高田 最後の質問になります。これは山本さん、水上さんにもお聞きしたのですが、好きなことを仕事にするのか、得意なこと・強みを仕事にするのかどっちがいいとお考えですか?

大澤 難しいですけど、好きでも得意でも社会的に価値を発揮していなかったらダメですね。趣味程度のものでライフワークでないものは別ですけど。社会が求めているもの、価値が高いもの、それに適合する自分のスキルや特性があると思います。比較優位ー相対的に人より優れている部分を活用していって、それを交換していけば社会の循環の中の1人になれるので、お金を稼げます。どちらかと言うと、得意の方が強みに結びつきますね。任天堂の元社長の岩田さんも似たようなことを言っていましたね(参考: https://www.4gamer.net/games/999/G999905/20141226033/index_3.html)。
人が自分に振ってくる仕事があんたの得意な仕事」と言うように、集団の中において自分の得意なことは自分では見えてこない。ものすごく簡単だと思ってやっている仕事でも他の人からは「すごい」って言われることを大切にした方がいい。そこを見て自分の今後のキャリアを築いた方がいいと思いますね。そう言う点でいうとやっぱり得意なことが強みになりやすいですよね。ただし「強み・弱み」って環境に依存するので、前にいたところでは得意と感じられても、別の場所ではそうでもなくなることがあるのでこれは相対的な部分がありますが

高田 ありがとうございました。


大澤さんのお話はとても面白かったです。少し時間が空いてこの記事を書いているのですが、インタビューの録音を振り返る度に思わずにやけてしまいました。
色々質問をさせて頂いた結果、大澤さんはご自分を客観視なさっていて、お仕事に対して非常に冷静である、と言う印象を受けました。また、ポリシーにグレーな部分を残さずに、はっきりとした立場を取っていらっしゃいます。
第1回から私の中で話題になっている「好きなことを仕事にする」vs「得意なこと・強みを仕事にする」議論ですが大澤さんも後者派でした。更に「好きでも得意でも社会的に価値を発揮しなかったらダメ」という言葉がとても刺さりました。
少々自分の中に曖昧で迷子な部分が多いので自分をもっと客観視して、特性を理解していこうと考えました。

次回はデザイナーのさち乃さんのインタビュー記事です!
お楽しみに〜

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