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伊能忠敬の測量日記・現代語訳【1800年5月2日】〜測量13日目〜岩手

※写真はChat GPT 4oで作ってます。

※江戸時代の暦で書いてます。

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同二日、晴天、八ッ前より少曇る。
寛政12年5月2日、晴天、朝8時前より少し曇る。

朝六ッ後出立。
朝6時に出発。

一里半金ヶ崎、
6km歩いて金ヶ崎に到着。

二里半鬼柳宿、
10km歩いて鬼柳宿に到着。

四里二町余花眷宿˙八ツ頃に着。
17km歩いて花眷宿に夜20時に到着。

止宿。夜測量.此日南部家の向井官治と云
る五百石程取れる軍学者と道を同じける。

ここで宿泊します。夜は、南部家に仕えている「向井官治」さんも測量に同行しました。彼は軍学者で、五百石の俸禄(給与)をもらっています。五百石を貰える軍学者というのは、軍事政略や防衛に関して非常な重要な役割を果たす人物であった、ということが分かります。

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