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海外経験がなくても英語を話せるようになる方法ver.2

 このシリーズでは、私が長期留学などをせずに英語を仕事で使えるようになった3つの理由を書いています。

5日間のホームステイ

中学、高校時代に出会えた英語の先生

日本での様々な体当たり経験

今回は二つ目について書きます。

私が英語を学ぶにあたって、強靭な基礎をつくってくれたのは間違いなく、中学1年のときの担任と、高校時代の英語の先生です。

中学のとき、ひたすらやったのは音読英作文間違い直しでした。

音読は暗唱できるまでやりました。音読をすると自分がわからない単語や文法のところでつまずくので、自分の弱点を見つけるのに最適な学習方法です。ネイティヴの発音を聞きながら真似することもたまにやったりしました。文法がわかっていないまま読むと、変な区切り方をしたりするので、それを修正するためにも、ネイティヴの方に聞いてもらうのも有効です。

英作文は個人的に楽しくてやってたので、ALTの先生と英語で交換日記なんかもさせてもらっていました。自己紹介や自分の考えを授業で習ったフレーズを使って書いたり、辞書を引きながら先生のメッセージを和訳したりして、めちゃくちゃワクワクしました。当時3つの高校を進学先に迷っていて、そのProとCon(長所と短所)を表にまとめながら進路相談までしていました。

大変魅力的だが、学力が及ばないので行かないだろうって真っ先に第三位に決めつけていた高校に自分が行くことになるなんて、運命とはわからないものですね。

そして、間違い直しも力を入れてやっていました。間違い直しというのは、小テストなどで自分が間違った箇所をひたすら書きまくる、書いて書いて、もう二度と間違わないようにしようと思いながら書く!というものです。これは言わなくてもわかると思いますが、とても退屈で続きにくいトレーニングでした。でもこれをやったおかげで単語や文章をスルッと書けたり、スペルミスをしなくなったんだと思います。

この音読、英作文、間違い直しの最強3セットによって私の英語力の基礎は出来上がりました。そのお世話になった先生にまた会える日が来たら、

「先生のおかげで英語が大好きになって英語で商談をしたりする仕事ができているよ」

「スウェーデンの大学に3年半通うことを決断できて、たくさん友達ができたよ」

と伝えたいです。本当に感謝しています!ありがとうございます!



高校でもまた私は素晴らしい英語の先生に出会えました。

東大や京大で教授をしているOBと全校生徒およそ1000人の前で、英語でプレゼンをするという、貴重な経験ができたのはこの先生のおかげです。

私の高校ではSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定校だったこともあり、ゼミに分かれて学術研究をして発表をすることがありました。文系理系問わず指定校であったのは珍しかったと思います。私たちのゼミは文系でありながら、いかに理系のように学術的であると言える研究をするかにとても悩み、苦労しました。

グループで手分けしてオリジナルのスクリプト用のイラストを描いたり、わかりやすいパワーポイントのために書き方を何度も変えたり、発音やイントネーションを録音しながら何度もリハーサルして、英語だけど全校生徒全員にちゃんと伝わるプレゼンを目指しました。”何言ってるのかよくわからなかったけどかっこよかったねー” ではなく、”面白かったよ”と多くの人から言ってもらえたので、やった甲斐がありました。

結局、君たちの研究は学術的ではないと大バッシングを1000人の前でされるオチなのですが、私は大人数相手に英語で伝えたいことを物怖じせずに伝えるという経験ができたので、とても満足しています。

研究テーマを決めるところから、コンペで突破して、全校生徒の前で発表するまで、長きにわたって英語の添削や発表のアドバイスをくださった先生にとても感謝しています。

私は長期的にスピーキングとライティングを一人の先生に見てもらい、成長した点を教えてもらうことができました。前よりここが良くなったね!と褒めてもらいながらの英語学習ほど伸びるものはありません。たくさんの添削、指導をくれて褒めて伸ばしてくれた先生、本当にありがとうございました!


このように、中学と高校で出会った英語の先生の指導と+aで楽しんで続けられたもののおかげで、バランスの取れた英語力を獲得できたのだと思います。

Ver.3では主にメンタル面で成長するきっかけとなった英語関連の体当たりした経験について書きたいと思います!

読んでくださりありがとうございました!!

😝